顧客データとアプリを連携し適切なプロモーションで申込率3倍に!

株式会社横浜銀行

抱えていたお悩み、状況

  1. ATMでその場で契約できるカードローンを提供していたが、「法改正による契約前の本人確認書類提出」が必須となり、その場での契約が不可となったことと「コロナ禍によるATM利用機会減少」でカードローンの申込み数が落ち込んでしまった。
  2. 一方で、コロナ禍でも横浜銀行が提供する「はまぎんアプリ」のダウンロード数は前年の2倍と好調だった。

シナジーマーケティングに依頼した決め手

以下の3つの条件が備わる企業を探されている中、シナジーマーケティングにもお声がけいただきました。

<3つの条件>

  1. アプリ表示用の顧客データベースとして利用できる
  2. フォームとメール配信機能を備えている
  3. 本人確認資料を受け付けることが可能

規模の大きなプロジェクトで、さらに新しい仕組みを作ることが初めてだったため、どこまで何ができるかが見えず不安でした。シナジーマーケティングは当行の要望に対して柔軟に対応いただき、またプロジェクトマネージャーとして着実に準備を進めていただけたので、とても心強く感じました。

日置様

取り組んだこと

行内システムで事前調査をし、アプローチ対象を抽出。そのお客様に対して、「はまぎんアプリ」からローン申込みを促す広告を表示。
事前に個人情報などが連携できているため、本来30~40項目ほど登録が必要なローン申込みも、7項目のみで受け付けが可能になりました。
さらに審査結果はシステム間の連携を行うことで自動的にお客様へメールを配信しています。

▼運用イメージ
【案内表示】行内システムから、Synergy!へ対象顧客をAPIで連携。Synergy!から、対象顧客には案内が表示されるようアプリシステムと連携。アプリシステムから、アプリのPR画面表示。 【お申し込み】フォームから、ローン仮申し込みを受け付け本人確認の免許証なども合わせてSynergy!へアップロード可能。Synergy!から、行内システムへ連携。 【審査結果通知】行内システムから、Synergy!へAPI連携。Synergy!から、審査諾否情報を連携しメールにて自動配信。

結果

お客様の状況に合わせた広告をアプリで出すことにより、ATMを活用していた頃と比べて広告からの申込率が3倍ほど上がりました。
また、申込み内容や事務手続きを簡略化・自動化したため、お客様の申込みの手間だけでなく行内の運用工数も軽減することができました。

日置様

担当者様のコメント

今回はATMの問題解決を皮切りに、カードローンをメインに仕組みを構築しましたが、他のローン商材にも適用できるのではないかと考えています。Synergy!を活用することで、お客様のマーケティングデータを基にした、適切なコミュニケーションを取ることができます。この良い部分を最大限に引き出せるように、バナーの改善なども含めうまく活用していきたいと考えています。

日置様

この事例での利用サービス

クラウドサービス(Synergy!)

活用支援

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。

株式会社横浜銀行
デジタル戦略部 マーケティング戦略室 リテール戦略企画G
日置 瞬 氏

株式会社横浜銀行

1920年に地元預金者の救済を使命に「横浜興信銀行」として誕生。1957年に横浜銀行と改名した後も、地域の金融システムの担い手として、活力あふれる人財の開発、育成を積極的に行い、お客様一人ひとりに最もふさわしい金融サービスの提供を通じ、地域に寄り添っている。

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