15年以上継続利用の理由は、進化し続けること!
HTMLメールが簡単に作れるようになり、施策の拡大と成果アップ

15年以上継続利用の理由は、進化し続けること!
HTMLメールが簡単に作れるようになり、施策の拡大と成果アップ

抱えていたお悩み、状況

金子 日刊工業新聞社様には、2008年に弊社CRM製品「Synergy!」を導入いただき、もう16年ほど継続してご利用いただいています。導入を決めた当時、どのような課題をお持ちだったのでしょうか?

服部 氏 オンラインで「顧客情報を一元管理したい」、というところからツールの検討が始まりました。名刺情報は多く持っていたのですが、各部署やチームごとに管理をしていて一本化できていなかったんです。DMを発送しようとなったときに、社内でバラバラに管理されている顧客情報を集約でき、さらに一斉に大量のメール配信ができるツールが必要でした。

金子 15年前ですと、まだまだ顧客データが一元管理できていないことを課題に感じられる企業様も少なかったかと思いますが、日刊工業新聞社様では早くから取り組まれていたのですね。

服部 氏 そうですね。顧客情報のデータ化・オンライン管理、メールマーケティングが大切だということは早くから認識があり、社内でも取り組みが始まっていました。
さらに、弊社ではオフラインでのセミナーを年間700本近く開催していたため、申し込みフォームも同時に作成できるツールを探していました。

金子 年間700本もオフライン展示会を開催するのであれば、たしかに申し込みフォームと管理システムが連動しているツールを導入しないと対応が大変ですね!

服部 氏 そうなんです。現在はオフラインだけでなくオンラインの展示会も増えましたが、フォーム申し込みからメールでの案内までの運用方法は変わってはいないです。

シナジーマーケティングに依頼した決め手

金子 顧客情報を一元管理するツールでしたらいくつか他にも候補があったかと思いますが、シナジーマーケティングに決めていただいた理由は何でしょうか?

服部 氏 まず、必要要件だった「顧客情報を一元管理できること」「申し込みフォームの作成・データ自動連携が可能なこと」「メールの大量一斉配信ができること」、その3つにぴったり当てはまったことですね。

金子 ありがとうございます!フォームの作成や管理はすべて服部様がされているのですか?

服部 氏 いえ、各部署ごとにフォームを作成しています。年間の展示会開催数が多いので私だけでは対応が難しかったのですが、簡単なマニュアルを作成して展開しただけで、HTMLが全くわからない人でも簡単にフォームが作ることができ、問題なく「Synergy!」を使った運用ができています。誰でも簡単に使える点は、「Synergy!」を利用し続けている理由の1つでもありますね。

金子 社内の方々にも負担なくご利用いただけているようで良かったです。

服部 氏 フォームを1つ作成すれば、あとはコピー&ペーストでどんどん他のフォームも作っていけるので本当に楽ですね。

Synergy!のご活用方法

金子 現在のご利用方法は導入当初から変わっていませんか?

服部 氏 大きくは変わっていないです。セミナー・イベントの申し込みフォームを作成し、登録いただいた方に対して他の展示会やメールマガジンの送付を行っています。

Synergy!のご活用方法

フォームの作成やメールマガジンの配信内容は各部署が考えて、私は配信設定や顧客情報管理を担っています。最近はデザインエディタ機能を利用して、HTMLメールの配信も始めました。

金子 デザインエディタ機能は、ノーコードでHTMLメールを作成いただくことができる便利機能です。実際にご利用いただいて使用感はいかがでしょうか?

服部 氏 今まではHTMLメールを作成できるスタッフが社内にいたため、そのスタッフがメール作成から配信までを担っていました。しかし、施策の実施速度やノウハウを蓄積することを考えると社内でできるスタッフが1人しかいないのは良くないと思い、デザインエディタ機能を検討することになりました。実際に操作してみるとすごく使いやすく、すぐに本導入することになりました。

金子 使ってみたいとご相談をいただいてから本導入まで、すごく早かったですからね。

服部 氏 操作が直感的で誰が使ってもすごく使いやすかったので、早く本導入してほしいという声が社内で多く上がり、即導入となりました。

金子 メールマガジンの配信ペースとしては、どのくらいの頻度で配信されていますか?

服部 氏 各部署ごとにメールマガジンを作成しているので、伝えたい内容も多く1日に何本かメールマガジンを配信することもあります。また、デザインエディタ機能を導入したことでHTMLメールが簡単に作れるようになったので、複数のメールを配信するのではなく、内容がリッチなメールを作り数を絞って配信するような形でABテストをしてみるのもいいなと思っています。

金子 HTMLメールが作成できるようになって、メールマガジンの戦略も広がりそうですね。

服部 氏 そうですね。現在は展示会・セミナーのチームが利用しているので、先ほどのABテストや、あとは動画配信なども相談しようと思っています。HTML形式であれば、ファイル添付やリンクを貼ってクリックしてもらうという形ではなく、動画を埋め込んだメールを簡単に作成することができるので、試してみたいと思っています。

金子 他に、今後さらにメール配信で挑戦したいことはありますか?

服部 氏 セグメント配信にも力を入れたいですね。今は業種や職種といった情報を基にセグメントしていますが、アンケートを取り回答内容に合わせて配信するメールマガジンを変えるといったことにも取り組みたいです。もっと、その人の興味・関心に合う情報を届けられるようにしようと計画中です。

Synergy!を導入した結果について

金子 HTMLメールの配信を始められて、成果としてはいかがですか?

服部 氏 まだ始めたばかりですが、クリック率が上がって反応も良くなったなという実感があります。現在は、他社も含めて1人のお客様の受け取るメールが多いので、HTMLメールの方が見てもらいやすいのだと思います。

金子 さっそく成果をご実感いただけて嬉しいです。引き続き、成果を上げられそうなポイントなど、どんどんご提案させていただきますね。

服部 氏 このデザインエディタ機能だけではなく、「Synergy!」はアップデートが多いので、どんどん使いやすくなり助かっています。わからない点が出てきたときに質問をしても、レスポンスが早いのもありがたいです。これも継続してツールを利用している理由です。

金子 今期も新しい機能追加をたくさん予定しています。お客様からのご意見や改善のご要望にもできる限り対応していきながら、これからも長く負担なく使い続けていただけるようにサポートしてまいります。

服部 氏 これからもよろしくお願いいたします。

金子 こちらこそ、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!本日は貴重なお話をありがとうございました。

※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。

日刊工業新聞社
経営管理本部 経営企画部(データ活用推進)
服部 健道 氏

日刊工業新聞社

1915年(大正4年)に創立。代名詞である「日刊工業新聞」は、日本の産業経済紙として創刊以来、約110年にわたり多くの読者に支持され続けています。創刊から変わらず日本の科学技術の発展や産業競争力の強化、中小企業振興に尽力し、現在は新聞だけでなく、電子メディアや出版、展示会・セミナー開催など、「産業総合情報機関」としてより広く情報発信できる事業を展開しています。

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