Synergy!LEAD 顧客管理 メールマーケティング サービス
手厚いサポートとシンプルな使いやすさが決め手。
Synergy!LEAD導入で実現した、スピーディな施策実施
認定NPO法人カタリバ(以下、カタリバ)様は、「どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会」をつくるというビジョンのもと、10代の居場所と出番をつくるための活動に2001年から取り組んでいる教育NPOです。活動に共感した寄付者への情報発信や追加寄付の連絡手段として他社MAツールを利用していましたが、機能を活用しきれない、社内で使える人が少なく担当者の負担が大きくなってしまうという課題に直面。その解決策として、Synergy!LEADを導入いただきました。今回は、ツール切り替えに至る課題感やSynergy!LEAD導入後の変化などについて、詳しくお話を伺いました。
写真右より
矢熊 吉成
シナジーマーケティング株式会社 クラウド事業部 プロダクトマネジメントG
阿部 竜生 氏
認定特定非営利活動法人カタリバ ファンドレイジング部 システムチーム
大石 しおり 氏
認定特定非営利活動法人カタリバ ファンドレイジング部 CRMチーム
長谷川 由香
シナジーマーケティング株式会社 クラウド事業部 アカウントソリューションG
※部署名・役職は取材当時(2024年4月)のものです
利用していたMAツールにサポートがなく使える人が限られる状態に。担当者の負担が大きくなっていた
長谷川 まずはご担当されている業務の内容と、Synergy!LEAD導入前にあった課題についてお伺いできますか?
大石氏 私はCRMチームというところで、寄付者様に活動のご報告をさせていただいたり、ご寄付をお願いするような業務を担っています。以前はSalesforceとMAツールをAPI連携してメールの送付を行っていました。そのためメールの配信履歴の確認においても、MAツールのログインが必要でした。
操作の複雑さや誤配信への恐れからMAツールを使用することにハードルを感じているメンバーも多く、いつどの寄付者様にどのようなメールを配信したのかといった確認を複数名で行っていました。そのため、寄付者様をお待たせしてしまうこともありました。
まずは「みんなで同じ情報にアクセスでき、寄付者様をお待たせせずに対応できるような形に変えたい」というのがツール見直しの一番の動機でした。
矢熊 使いづらさを感じられたのは、何か使い方を変えたいときだったんでしょうか?それとも、同じように使っていた上で、ちょっと合わなくなってきたという感じですか?
大石氏 何回か、MAツールを利用して新しい施策に取り組もうとはしたんですよね。しかし、以前利用していたMAツールではお問い合わせフォームでの対応のみでしたので、設定時に疑問点が出てきても、解決に時間がかかるということに課題を感じていました。また、テキストでのやりとりだと、こちらの状況を相手に伝えきれていなかったり、いただいたお返事の専門用語を読み解くことに時間がかかったりでなかなか解決に至らず、スピード感の面でも使いづらさを感じていました。
Synergy!LEADに決めた理由は、レスの速さとサポートが手厚かったこと
長谷川 使いこなせるようにトライを重ねてみたけれど、やっぱりどうにもならないという中で、何か他にいいものはないかと探されたんですね。Synergy!LEADに決めた理由はどこにあったんでしょうか?
大石氏 Salesforceと連携できるツールを、いくつか見てはいて。その中で一番の決め手になったのは、サポートが手厚かったところですね。
阿部氏 レスの速さというか、回答の丁寧さが他の会社とは違いました。
大石氏 資料請求をしたら、すぐにお電話をくださいました。ゴールデンウィーク明けに取り掛かれるようにいくつかの会社に資料請求をしたんですが、シナジーマーケティングさんからはすぐにお電話をいただいて。「連休中なので休み明けに改めて担当者から連絡しますが、どんなことでお悩みですか?」と聞いてくださいました。
長谷川 そのとき連絡をしたのはインサイドチームの者だったんですが、商談もずっと同席しながら、どうすればお悩みを解決できるのかを一緒に考えて進めました。
大石氏 その対応がすごく心強いなと思ったし、ありがたかったです。
営業や担当チームの方が伴走してくれたので、導入時も心強かった
矢熊 切り替え前のMAツールでたくさんのメール配信をされてましたよね。同じ運用をSynergy!LEADで実現できる方法を検討するところが、最初はまず大変だったかなと思っているんですが、Synergy!LEADの導入までは意外とスムーズでした?
大石氏 自分たちだけでやれるだろうかという不安があったのですが、どのように項目を整理してまとめるかなどを、長谷川さんや担当チームの方と会話させていただき一緒に進めていきました。心強かったですね。
長谷川 細かくメールの配信対象者の条件を絞られていたりとか、ステップメールを何本もされてたりと、結構複雑でしたよね。そこのハードルはあったんですが、でも阿部様の方でちゃんとデータを整理して考えてくださったのがすごく助かりました。
阿部氏 僕もどういうやり方がいいのか試行錯誤しながらではありましたが、でも無事導入して運用にのったのでよかったです。長谷川さんの伴走があったおかげです。
長谷川 社内で切り替えに反対される方はいらっしゃらなかったんですか?
大石氏 「みんなで同じ情報にアクセスできる状態で、寄付者様をお待たせせずに対応できるような形に変えたい」という思いは、皆同じでしたので、リプレイスについて社内で反対する人はいなかったですね。
以前のツールよりも、シンプルで迷うところがないのが一番
長谷川 以前のMAツールとの比較にもなりますが、導入後の使い勝手はいかがですか?
大石氏 まずシンプルでいいなっていうのがあります。迷うところがそんなにないというか。リプレイスにあたり、ステップメールの設定方法など少し異なる点を心配していましたが、3か月くらいでもう自分たちだけで使えるようになりました。Synergy!LEADは、ミスしにくい設計になっているなと感じています。
阿部氏 配信設定方法が違うのは最初に想定はしていなかったので、切り替えが大変かなと思ったのですが、より厳密に管理しやすくなったのでかえってよかったと思っています。
大石氏 あとは、メンバー全員が同じ情報を共有できるようになりました。当初の課題を解決できたと感じています。
矢熊 運用コストの面ではいかがですか?
大石氏 運用コストは少し下がったくらいですが、それ以上に、質問にすぐに応えていただけることや、研修費用がリーズナブルなことなど、きめ細やかなサポート体制にメリットを感じています。
阿部氏 操作感がSalesforceと同じ点や、日本企業提供のサービスなので資料や案内が日本語でわかりやすい点も助かります。
大石氏 キャンペーン配信機能を使うと、Salesforceのレポート機能で抽出した対象に
メール配信ができるので、細やかな条件設定ができるのも使いやすいです。
矢熊 今は、他チームの方もSynergy!LEADを活用いただいているんですか?
大石氏 はい。Synergy!LEADは1人1アカウントで金額が発生するわけではなく、入れてもらったらみんな使えるので横展開しやすいです。
いつもとは違う条件でのメール配信もすぐ設定できるので、圧倒的に施策実施までのスピードが速くなった
矢熊 能登半島地震のときにもご活用いただいたと聞きました。
大石氏 地震があったのが1月1日、翌々日にはメンバーが現地調査を開始していました。寄付者様には、三が日があけた4日に現地の子どもたちの様子や活動状況をお伝えするメールをお送りしました。結果、多くの寄付者様が私たちの活動を応援してくださり、能登での活動にあたって、あたたかい応援やご寄付をお寄せくださいました。
矢熊 Synergy!LEADを使い始めて1年もたっていないくらいのタイミングでしたよね?
阿部氏 そうですね。
大石氏 Salesfoceと連携しているので、実行までのスピードが速くなりました。
阿部氏 UIの違いで担当者の対応のしやすさも変わるし、対応のしやすさが変わるとスピード感が変わってきますよね。今は大石が担当していますが、Synergy!LEADはわかりやすいので大石が設定しなくても僕がパッと設定を変えられます。そこはすごく優れているものなんじゃないかなと思います。
長谷川 CRMって大きな企業が使っているイメージを持たれてる方が多いと思うのですが、NPO法人や中小企業が使うメリットはどこにあると感じていらっしゃいますか?
大石氏 非営利団体や中小企業など、職員数やリソースが限られている組織であるからこそCRMツールを活用することで、より多くの方にタイムリーに活動報告を行うことができると感じています。
阿部氏 学習コストの低さというのも結構大きいと感じています。小さい規模の組織でITの知識がなくても活用できるのはメリットだと思います。
新しい取り組みを増やして、新規リードの獲得などコミュニケーション設計まで行っていきたい
長谷川 最後になりますが、Synergy!LEADについて、今後はどのようなご活用をイメージされてますでしょうか?
大石氏 Synergy!LEADに切り替えて使いやすくなった分、細やかな施策の実行と、個別の対応をもっと増やしていきたいですね。
阿部氏 配信履歴データもあるので、それらでレポートを作るなど分析の活用方法はもっとあるのかなと思っています。UIが使いやすい分、施策のスピードを上げることにも取り組めそうです。新規リードの獲得などコミュニケーション設計まで行っていきたいですね。
長谷川 新しい取り組みなどについても、引き続きしっかりサポートしていければと思います。本日は貴重なお話を、ありがとうございました。
※記載されている内容は取材当時のものであり、一部現状とは異なることがありますが、ご了承ください。