Salesforceの「レポート」は、各オブジェクトに格納された情報を分析し可視化するための機能です。

レポートの具体例

例えば、以下のような情報をレポートで可視化することができます。

  • リード(見込み顧客)の一覧
  • お問い合わせの中でも、未解決となっているものの一覧
  • 商談の中で、受注した月ごとの商談数の推移レポート

レポートの具体的な内容

レポートでは、表形式レポート、サマリーレポート、マトリックスレポート、結合レポートの4種類作成することができます。

表形式レポート 一番単純なレポートで、1行にオブジェクトの項目が並べられた単純なレポートです。
サマリーレポート 特定の項目によりグルーピングされ、レコード件数や小計、合計が行われるレポートです。
マトリックスレポート サマリーレポートとにていますが、グルーピングが行と列の2軸で行われるレポートです。
結合レポート 異なるレポートを共通の情報によって結合し、多様なデータを表現することができるレポートです。

作成したレポートをSalesforce上で表示可能ですが、最大2,000件までしかデータを表示することができません。そのため、レポートしたデータをエクスポートすることで全てのデータを確認することが可能です。また、表形式レポート以外はダッシュボードに利用することができるため、同じカテゴリのレポートをグラフにまとめて可視化することもできます。

レポートの目的や効果

レポートを利用しSalesforce内に存在するさまざまなデータを把握・分析することで、施策の立案や改善につなげることができます。また、手動でのデータ集計を行う時間を大幅に削減することができるため、業務効率化に役立ちます。

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