Salesforceの「キュー」は、特定のレコード(リードやケースなど)を複数のユーザー(特定のグループや担当チーム単位)で共有し、所有者として割り当てを行うことができる機能です。

キューの具体例

例えば、顧客からのお問い合わせをケースで管理している場合、新たに登録されたケースは誰が担当するか決まっていません。その場合、サポート担当者とする「キュー」を割り当てておき、その後担当できる人が自分を所有者として割り当てて対応を開始するという使い方をします。

キューの具体的な内容

「キュー」は、リードやケースなど一部のレコードに対する所有者が定まっていない場合の一時的な管理手段を提供します。サポートを担当する方々を「キュー」としてグルーピングを行うことで、「キュー」のメンバー全員がレコードにアクセスすることができますので、複数の人々で1つのレコードを管理し作業を進める場合に便利な機能です。 なお「公開グループ」とよく混同されますが、公開グループは所有者に設定することができないため、「キュー」の機能として代替することはできません。

キューの目的や効果

「キュー」を使用すると、レコードを複数のメンバーと共有し効率的に対応を行うことができるようになります。また、各レコードのステータスなどと併用して状況を管理することで、対応の抜け漏れを監視するために活用することができます。

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