ROMIとは、リターンオンマーケティングインベストメント(Return On Marketing Investment)の略で、直訳すると「マーケティング投資回収率」のこと。マーケティング関連に投下したコストの費用対効果を計測するKPIの1つで、これまで成果を測りにくかったマーケティングという領域において、現在米国では主流の指標となっている。
マーケティング施策の結果に注目し、例えば一定数のリード(見込み顧客)から何件案件化することができたか、成約できたかを数値化して評価する。
ROMIを最大化するには「リードの質」が密接に関係しており、単純にリードを獲得するだけでは実現ができない。さらに、ROMIの最大化のためには、シームレスなマーケティング活動と、短期的ではなく中長期的なマーティング活動によって全体のROMIを向上させていくことが重要であり、企業におけるマーケティングの重要性が高まっている傾向の表れともいえる。
成果をクリアに可視化できる非常に厳しい指標のため、ROMIが評価基準に使われだしてから、米国におけるCEOの在職期間が大幅に短くなったとも言われている。
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