コアコンピタンス(英語:Core competence)とは、日本語に直訳すると「中核能力」「核となる能力」となるビジネス用語で、顧客に対して他社には真似のできない自社ならではの価値を提供する企業の中核的な力を指す。
1990年代の日本企業に大きな影響を与えたビジネス書『コア・コンピタンス経営』(ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラード共著)によって広められた概念である。

コアコンピタンスと呼ぶには、次の3つの要件をすべて満たす必要がある。

  • 顧客に対して何らかの利益をもたらす能力
  • 競合他社が真似できない、真似されにくい能力
  • 複数の市場や製品にアプローチできる能力
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