CDN(Content Delivery Network)とは
CDNとは、Content Delivery Network(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の略でWebサイト上のコンテンツを迅速にエンドユーザーに届けるための仕組みである。地理的に分散されたサーバーグループであり、動画・画像・テキストなどの膨大なデジタルコンテンツをユーザーの所在地に合わせた配信先から効率よく配信するために構築されたネットワークである。
(具体例)
北海道⇔沖縄
日本⇔アメリカ
上記のような物理的距離によってWebページ表示速度が遅くなる問題を解決する仕組みがCDNである。
CDNの主な構成要素
オリジンサーバー(Origin Server)
Originは「原点・起源・発端」を意味し、配信したいオリジナルのコンテンツが実際に格納されているWebサーバーのこと(=配信元/1つしかない)。
キャッシュサーバー(Cache Server)
Cacheは「貯蔵するところ」を意味し、オリジンサーバーからデータコピー&一時保管を行い、ユーザーから再度アクセス要求があった際にオリジンサーバーに代わって迅速に配信するパフォーマンス向上に特化したサーバーのこと(=中継/複数存在する) 。PCやスマートフォンの中にも存在し、ブラウザで閲覧したWebページのデータを一時保存し、再利用することでページの読み込み速度を向上させている。
ロードバランサー(Load Balancer)
複数のサーバーに負荷を分散させる装置のこと。サーバーへのアクセスを集約し、リソースに余裕があるサーバーを転送先として選択するなど設定したルールに則って各サーバーへの振り分けを行う。
CDNの課題点
- オリジンサーバーで行われた変更がキャッシュサーバーに反映されるまでに一定時間要するため古いコンテンツが表示されるリスクがある
- 複数のキャッシュサーバーにデータを保管することで個人情報が漏れるなどキャッシュ事故のリスクが高まる
- アクセスログの取得が困難になる
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