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顕在層を取りこぼさない!金融機関が「Yahoo!検索 ハイサイト」を導入するべき3つの理由

今回は、新規ローン申込み獲得施策における取り組みの一つとして、多くの金融機関で導入いただいている「Yahoo!検索 ハイサイト」についてご紹介します。ハイサイトをまだ未導入であれば、すぐに導入を検討されることをおすすめします!

1. 最大のメリットは表示内容をコントロールできること

まずは、ハイサイトとサイトリンクの違いについて解説します。

ハイサイトとは、Yahooからその企業名(指名キーワード)で検索した際に表示されるサービスで、サイトリンクは検索エンジン側が自動的にコンテンツへのリンクを表示させる機能です。どちらも見た目は似てますが、その内容は大きく違ってきます。

サイトリンク
・何を表示させるかは検索エンジン側が決めるため、自分達でコントロールできない
・よく閲覧されるコンテンツがリンク化される傾向があり、人気コンテンツへの更なる集客が見込まれる

ハイサイト
・どのコンテンツへのリンクを掲載するか、自分達でコントロールできる
・キャンペーン訴求など、その時に推したいコンテンツを掲載できる

自分たちで掲載したい内容をコントロールできる。これがハイサイトの一番のメリットです。

もちろん、検索連動広告(スポンサードサーチ)で企業名(指名キーワード)を入札していれば索結果画面に表示されますが、ハイサイトは、広告では表現しきれない要素、もっと訴求したい他キャンペーン情報や他商材なども案内することができます。

また、サイトリンクで掲載されるリンク数よりハイサイトのほうが掲載できるリンク数も多く、サイト回遊を促すための入り口として、サイトリンクより優位であるといえます。バナー掲載できる点も、訴求力が高まり大きなメリットです。

2. 広告をクリックしない顕在層を刈り取っている

複数の金融機関で実施しているハイサイトからの数値傾向を見てみましょう。

コンバージョンとして設定しているのは、無担保ローンの仮審査申込みです。ハイサイトは企業名で検索したときに表示されるので、その指名キーワードで検索連動広告を出稿していれば同時に表示されます。

指名キーワードで検索してくるユーザーは何か明確な目的を持っている(顕在層)と見なすことができます。ご存知の通り、検索連動広告の方がページ上部に表示されるので、よりクリックされやすい位置づけです。

ハイサイトはコンバージョンと直接関係のない、例えば「店舗・ATM」などの情報提供コンテンツへの導線も設定している場合が多いので純粋に比較は難しいですが、CVRを比較すると、検索連動広告のCVRと大差がないという結果がでています。

金融機関におけるハイサイトの数値傾向
・新規セッション数 :30%前後
・直帰率:40~50%
・CVR:3~6%

1位掲載の検索連動広告の方が目につき易くクリックしやすいのに、そこはクリックせずにハイサイトから無担保ローンのコンバージョンが一定数発生しているということは、検索連動広告をクリックしない顕在層を取りこぼさずに刈り取っていると評価できます。

そしてハイサイトは再訪率(100-新規セッション率)が高いのも特徴的です。よく閲覧される情報系コンテンツを除いても再訪率は高い傾向です。考えられる仮説は、比較検討中に何度も訪れているユーザーが、まるでサイト内でコンテンツへのメニューを選ぶ感覚でリンクをクリックしている。または、広告を嫌う人でもサイトリンクと似ているからクリックしやすい(心理障壁が低い)のかもしれません。

3. 掲載内容を何度でも更新できる

ハイサイトで1番CVRが高いのは、テキストリンクエリアです。

これは各金融機関で同じ傾向なのですが、テキストリンクとバナーリンクとでは、圧倒的にテキストリンクからのコンバージョンが多いです。
※バナーも間接効果を生んでいる可能性もあるので、一概に効果無しとは言い切れませんが。

複数あるテキストリンク中でも、PC版/スマホ版ともに、一行目にあるリンクからのCVRが1番高いです。ここで何を訴求するか、文字数制限ある中どこまで明確で魅力的なテキスト表現ができるかが、成果を上げるための鍵になります。

なお、掲載内容は契約期間内であれば何度でも更新できます。ABテストをしたり、キャンペーン訴求に使ったり、フレキシブルに活用できることも大きなメリットです。
広告ではないのでヤフーによる審査はなく、素材やリンク先の事前確認は不要です(定期的に検索結果画面のパトロールは行われるので、その際不適切な表示と判断されると削除される可能性がありますのでご注意ください)。

余談ですが、よく閲覧される情報提供系コンテンツ(店舗検索など)のセッションも高いので、それらのページにローン商材へのバナーを設置してみるなども面白い結果が生まれるかも知れません。

ハイサイト導入には企業名(指名キーワード)での検索結果1位になる等の条件もありますが、条件をクリアしているのならば、ぜひ検討をオススメします。新規顧客の獲得チャネルとしてぜひ活用ください。


(おまけ)商品スペックについて

設定できる項目

  • 企業ロゴの表示
  • コンテンツへのサイトリンク(リンク設置数の推奨件数は9件)
  • 画像におけるサイトリンク&下記テキスト

※フォーマットは上記の内容を色々組み合わせ可能です
※PC・タブレット・スマホも各デバイスで表示できます

料金

  • キーワードの規模(全国/エリア)ごとに都度見積もり
  • 月額固定料金(年間契約割引あり)

実施条件

Yahoo!ハイサイトは、特定のキーワードで検索した際の検索結果1位に対して適用されるサービスです。またYahoo!ハイサイトは、広告ではないため、素材やリンク先の事前確認はありません。ただし、Yahoo!が検索結果としてふさわしくないと判断したテキストやサイトについては、内容を変更、または掲載を中断する必要があります。

関連情報

※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。

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