Salesforceのメール配信、自社にピッタリな手段はどれ？
Salesforce（セールスフォース）で管理している顧客データを有効に活用して顧客やリードとコミュニケーションを取るには、一斉メール配信が手軽で非常に有用です。
この記事では、Salesforceにある顧客データにメールを送る時に、どのような手段を選択するべきか、利用シーンに合わせた選択基準について解説します。また、Salesforceから手軽に一斉メール配信が可能な国産アプリ「Synergy!LEAD」についても紹介します。
これからメールマーケティングを始めたい、契約更新やバージョンアップの案内を一斉メール配信で送りたい、と思っている方はぜひ参考にしてください。
Salesforceを使った簡単マーケティングオートメーション
●簡単なフォーム作成
●通数やオブジェクトに縛られない自由なメール配信
●顧客の反応を可視化するWebトラッキング
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<目次>
Salesforceから一斉メール配信をする3つの方法
Salesforceから一斉メール配信をする方法は主に3つあります。
- Salesforceの標準機能であるリストメールを利用する
- Marketing Cloud Account Engagement（旧：Pardot）をはじめとする、Salesforceと連携可能な高機能なMA（Marketing Automation）を利用する
- Salesforceと連携可能なシンプルな一斉メール配信アプリを利用する
一斉メール配信は、デジタルマーケティングから契約更新などの定型業務に至るまで、日常的な顧客とのコミュニケーション手段として広く活用されています。
Salesforceからメール配信する方法をポイントと共にまとめてみました。
| 手段 | ポイント |
|---|---|
|
Salesforceの標準機能である リストメールを利用する |
|
|
高機能なMA（Marketing Automation） を利用する |
|
|
Salesforceと連携する 一斉メール配信アプリを利用する |
|
上記のポイントを押さえて、利用シーンごとにどの手段が最適かを解説していきます。
一斉メール配信が必要となるシーンとは？
顧客とのコミュニケーションでメール配信が必要になるシーンは、大きく「業務系メール」と「マーケティング系メール」の2つに分けられます。
業務系メール
業務系のメールには以下のような利用シーンがあげられます。
- 契約者に対する契約更新の案内
- 提供サービスのアップデート情報やサポート情報の告知
いずれも共通しているのは受信者に「必ず届けたいメール」であることで、基本的にオプトアウト（受信解除）されないメールであることが特徴です。
マーケティング系メール
マーケティング系のメールには以下のような利用シーンがあげられます。
- サービスや製品に興味を持っている見込み顧客に対するナーチャリング
- 定期的なメールマガジン
- 顧客の行動に合わせたシナリオメール
いずれも共通しているのは受信者の「興味関心を高めて新規取り引きにつなげるメール」であることで、興味関心のない顧客からはオプトアウトされてしまうリスクがあることに気を付けなくてはなりません。
それぞれのシーンで必要なメール配信機能とは？
先ほど紹介した「業務系メール」と「マーケティング系メール」では、一斉メール配信ツールにどのような機能が必要でしょうか？
それぞれの特徴をもとに、選択すべき一斉メール配信ツールを含めて解説していきます。
業務系メール
業務系のメールでは受信者に「必ず届けたいメール」であり、このシーンをいくつかの項目で整理すると次のようになります。
受信者にとっての価値
メールが届くことにより手続きの必要性や、最新のアップデート情報を知ることができる
ターゲットとなる受信者
製品やサービスを利用している顧客
一度に配信するメールのボリューム
企業規模によるが、数10～数1,000通程度
一斉メール配信のタイミング
月1回、などある程度固定化が可能
効果測定の必要性
計測できればなお良い
この場合、決められた時に決められたターゲットにメールを送る、という非常にシンプルな一斉メール配信であり、気軽にメール配信できる2つの方法がおすすめです。
Salesforceの標準機能であるリストメールを利用する
■メリット
- 追加費用なく一斉メール配信ができる
- リストビューから送信したい対象者をクリックで選択することができる
- メールテンプレートを利用できる
- 本文に名前や会社名などSalesforce上で管理している値を差し込むことができる
■デメリット
- メール本文中のURLのクリック計測ができない
- 1度の配信数が200通までとなるため、配信作業に時間がかかる
- 1日の配信数が5,000通までとなるため、5,000通を超える場合は複数日に分ける必要がある
- 配信エラーとなりメールが届かなかった人を一覧で確認することができない
Salesforceと連携する一斉メール配信アプリを利用する
■メリット
- MAと比較して最低限必要な機能が搭載されており、基本的なデジタルマーケティング活動を手軽に始められる
- Salesforceの顧客データを使ったメールマーケティングができる
- 1度の配信数に上限が設けられていない
■デメリット
- メール配信の対象となるデータがSalesforceに存在している必要がある
ポイント
Synergy!LEADなら、どのオブジェクトでも一斉メール配信が可能で、日付項目を起点にした自動配信機能も搭載！
例えば「契約オブジェクト」にある契約日を起点に自動で一斉メール配信を行うことで、日々のメール配信業務をラクにすることができます！
マーケティング系メール
マーケティング系のメールでは受信者の「興味関心を高めて新規取り引きにつなげる」ことが目的であり、このシーンをいくつかの項目で整理すると次のようになります。
受信者にとっての価値
メールを通して課題解決に繋がる情報を得られる
ターゲットとなる受信者
抱えている課題を自社製品やサービスを通じて解決できる顧客
一度に配信するメールのボリューム
企業規模によるが、数百通～数万通程度
一斉メール配信のタイミング
顧客行動などに応じて変える必要がある
効果測定の必要性
マーケティング効果の測定が必要
この場合、自社製品やサービスのターゲット企業や、顧客の関心具合に応じてメールの出し分けも必要となるケースがあり、マーケティングプランに応じたメール配信ができる、以下2つのツールがおすすめです。
高機能なMA（Marketing Automation）を利用する
■メリット
- Salesforceの顧客データを使った本格的なデジタルマーケティング活動ができる
- シナリオに応じたコンテンツの提供を自動的に行える
- LP（ランディングページ）を作り、有益なコンテンツの掲載とコンバージョンへの導線を作ることができる
- メールのだし分け（ABテスト）が行えるため効果測定を繰り返し、より良いメール配信が行えるようになる
■デメリット
- 全ての機能を利用せずメールマーケティングだけを行う場合、コストに見合わない可能性がある
- 高機能であるため機能活用のための学習コストが発生する
- 運用のための専用体制を組む必要がある
Salesforceと連携する一斉メール配信アプリを利用する
■メリット
- MAと比較して最低限必要な機能が搭載されており、基本的な一斉メール配信を手軽に始められる
- 1度の配信数に上限が設けられていない
- 「リード／取引先責任者／個人取引先」以外のオブジェクトにも一斉メール配信ができる
■デメリット
- MAと比較してシナリオ機能がないなど高度なデジタルマーケティング活動ができない
ポイント
Synergy!LEADなら、MAに比べて機能がシンプルな分安価にデジタルマーケティングを始められます！
これからデジタルマーケティングを始めるなら、必要な機能だけを契約できるSynergy!LEADがオススメ！
シーンごとにどの手段を選択するのが最適？
ここまで、メール配信のシーンごとにどの配信手段が最適かをメリット、デメリットと共に紹介しました。シーンごとにまとめるとこのようになります。
| 手段 | シーン |
|---|---|
| Salesforceの標準機能であるリストメールを利用する | 業務系メール |
| 高機能なMA（Marketing Automation）を利用する | マーケティング系メール |
| Salesforceと連携する一斉メール配信アプリを利用する |
|
自社で送るメールがどんな特徴のメールなのかを見極めて、一斉メール配信ツールを選択することが重要です。
もし今の環境が本当に目的にあっているかわからないということであれば、シナジーマーケティングはSalesforceのコンサルティング・再販パートナーとしてMarketing Cloud Account Engagement（旧Pardot）もSynergy!LEADも提供していますので、比較しながら一緒にじっくり考えることができます。お気軽にご相談ください。
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一斉メール配信が必要で配信ツールを契約しているけど、使わない月があるのに費用がかかってもったいない、そんなお悩みはありませんか？
そんな声にお応えして「使ったときだけプラン」をご用意しました！
年に2回、10,000件のメールを配信する場合、Synergy!LEADの現行のメール配信プランと比較して、ツールにかかる費用を1/3以下に抑えることが可能です！
| 現行のメール配信プラン | 30,000円×12カ月 ＝ 360,000円/年 |
|---|---|
| 使ったときだけプラン |
50,000円×2カ月 ＝ 100,000円/年 |
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