Dreamforce’15 で学んだ3つのポイント【後編】
【前編】では、Dreamforce’15で発表された機能を中心に報告させてもらいました。【後編】ではエンジニアがDreamforce’15に参加し感じたことをお伝えしたいと思います。
4日間で約20のセッションに参加し、いろいろな出展ブースに行ってエンジニアと話をしてきました。その中で、海外の方たちのコミュニケーション能力の高さや積極的な行動力は、私たちも見習わなければいけないと実感しました。
今回は、これはやっておくべきと感じた3つのポイントをご紹介します。
1.英語を勉強して自分の武器とすべし
一番痛感したのは英語力不足です。
いろいろなセッションに参加しても、話すスピードが速くほとんど聞き取れません。スライドを見て雰囲気を感じとるしかなく、非常に悔しい思いをしました。
みなさんも英語の重要性は十分感じているかと思います。エンジニアは、英語の開発者向けドキュメントを読んだり、開発中に問題にぶつかったときも、外国の事例などを元に解決に至るケースは非常に多いです。
また営業やマーケターも、昨今の外国製マーケティングツールが多く日本へ進出してきている状況を考えると、最新情報をいち早くキャッチし、プロダクト戦略や販売戦略に生かす必要があります。
英語を習得すれば、情報を待ち構えるのではなく、最新情報を積極的に取りに行くことが可能です。情報量は海外の方が圧倒的に多いので、たくさんの情報を収集できます。言語の壁がなくなり、外国の方とコミュニケーションとれるようになるため、活動の幅も広がります。
今からでも遅くはありません。英語を勉強して自分の武器にしましょう。
2.イベント・セミナーに積極的に参加し人脈を広げるべし
自分のスキル不足を実感したところで、すべてを一から勉強するのは多くの時間と労力と経験が必要です。イベントやセミナーに参加して、現場が実際に苦労したこと、失敗しないためのコツなど、生の声をきくことで自分のスキルを効率良く高めましょう。
また、人とのつながりを増やすことが非常に重要です。つながった人からの情報によって、新たな気づきを得ることも多いです。人とのつながりは絶対にみなさんの資産になります。
また、チャンスがあればイベントやセミナーに登壇してみてください。自分の体験談を話すことで自信になり、露出することでビジネスにつながる可能性があります。普段はつながることのできない方とのつながりもでき、非常に良い経験になります。
3.積極的にコミュニケーションすべし
イベントに参加しても、結局会話ができなかったりするケースが多いと思います。日本人は特に恥ずかしがり屋ですから、なかなか初対面の方には始めの一歩が踏み出せない傾向にあります。私もDreamforce’15では、英語をスムーズに話せないことが頭をよぎり、話かけるときは非常に緊張しました。
けれど、それは相手も緊張している状況です。先に話題を持ちかけたほうがスムーズに会話を進められるはずです。積極的にコミュニケーションを仕掛けに行きましょう。
コミュニケーションに大切なのは最初に話しかける「勇気」です。話しの内容は二の次でよいのです。
まとめ
【前編】では、Dreamforce’15で発表された新機能の発表を主にまとめてご紹介しました。エンジニアとしては、ボタンひとつでUIが変更できるLightning ExperienceにはSalesforceのすごさを感じました。また、SalesforceIQはGmailの拡張機能として提供される新しいサービスで、便利で手軽に利用できる点が非常に魅力的で今後目が離せません。
【後編】では、私がDreamforce’15をたくさん歩き回って感じたことをご紹介させてもらいました。私たちは、どうしても目の前の仕事に追われてしまいます。しかし、周りに目を向けることで自分たちの現状把握ができたり、次のステップへのアイデアが落ちているかもしれません。チャンスを逃さないよう積極的にイベント・セミナーに参加して、いろいろな人とつながりましょう。
Dreamforce’15の参加レポートは以上で終了です。また海外のイベントに参加する機会があればレポートしたいと思います。それでは!
※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。