「マーケティング」とは何か
以前、戦略とは~“データ活用”の7つのプロセスについて考えるために~で、「マーケティングとは」について少しふれた。
やはり現場でたびたび直面するのは、「マーケティング」に対する認識がバラバラで、話がうまく噛み合っていない状況だ。つまり、マーケティングの定義や認識を確認・共有することで、議論がスムーズに進展するプロジェクト現場は多い。そこで今回は、「マーケティングとは何か」についてまとめてみた。
ところで、マーケティングの定義を確認すると(スライド参照)、その定義は広すぎて、私には雲を掴むような感じがするというのが正直なところだ。
ただ、定義自体はそうであっても、その実践を進める際にはいくつかの基本的なポイントがあるとは思うので、「マーケティング実践のポイント」として紹介した。また、デジタルマーケティングにおいてそれらを実現していくために必要不可欠な「データ活用」についての注意点も付記しておいた。少しでも実践の参考になれば幸いである。
なお、スライドに書いた「思い込みを排除する」ことは容易ではない。これに関しては、下記記事も併せて確認していただければと思う。
- イノベーション・リーダーに必要な「統合思考」~自分の“ひらめきパターン”を知る(デザイン思考×ビッグデータ第8回)
- “異能集団”の組織デザイン-3つのポイントとフェア・プロセス(デザイン思考×ビッグデータ第6回)
- 統合する力・総合する力、そして発想する力【後編】 ~“データ活用”の7つのプロセス Vol.4~
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