「DX EXPO 2023 夏 東京」へ出展しました!#展示会レポート
先日東京ビッグサイトにて開催された展示会「DX EXPO 2023 夏 東京」に出展しました。大盛況のうちに終わった展示会の様子を前半で紹介しながら、後半では展示会へ出展する際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
<目次>
「DX EXPO 2023 夏 東京」のイベント概要
DX EXPOは、さまざまな分野のDXソリューションが一堂に集うDX総合展です。
オフラインでの展示会で最新の製品やサービスを比較検討できたり、オンラインでのDXセミナーではトレンドを学べたりと、盛りだくさんのイベントでした。リアル展示会に加え、オンラインでセミナーを視聴したり、製品資料をダウンロードすることができるオフライン・オンラインのハイブリット型であることも特長の1つです。
<詳細>
展示会名 | DX EXPO 2023 夏 東京 |
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開催場所 | 東京ビッグサイト |
期間 | 2023年 7月11日(火)- 13日(木) |
展示形式 | オフライン・オンライン |
来場者数 | 22,295人(6,150/11日、7,771人/12日、8,374人/13日) |
出展における目的と企画内容
認知拡大・リード獲得・商談機会創出など展示会出展の目的は各社、状況に応じてさまざまです。
弊社では投資コストに対する効果を最大化するため、イベント特性やその時のミッションに応じて、出展を決める際に目的を整理するところから始めています。
出展の目的
展示会に出展するメリットはなんといっても「多くのお客様に出会えること」。
弊社とお客様とのさらなる出会いを目指し出展しました。中でも今回は「商談につながるリードの獲得」を第一の目的としています。
また、新型コロナの位置づけが5類に移行したこともあり、直近数年はオンラインが主流だった展示会もオフライン開催の潮流が戻りつつあります。DX EXPOはオンライン/オフラインのハイブリットで開催されるため、今後どうオンライン/オフラインのイベントを使い分けていくかの検討材料にするという目的も兼ね備えて出展を意思決定しました。
今回のターゲット
弊社のターゲットはマーケティングのご担当者様ですが、今回のターゲットは、マーケティング担当者の中でも「CRMを使った課題解決方法を探している方」としています。顧客を理解し顧客離れを防ぐツールを提供していることや、顧客管理からマーケティングの課題解決までをできるツールであることを中心にお伝えしました。
ブースコンセプト
今回のブースは「CRMツールベンダーとしてのサービスの強み」を打ち出すことを軸にデザインしました。ブースの装飾では、「CRM」や「ツールを用いてできること」を中心にキーワードを設置しました。
複数のサービス展開がある場合はあれこれとキーワードを置いたりまぜたりしたくなるのですが、今回のターゲットである「ツールで課題解決をしたい人」に焦点を当てたメッセージ内容で臨みました。
使用する色は、弊社の主力サービスであるCRMシステムSynergy!のメインカラーの赤で統一しました。
弊社が展示会に出展する際、木工造作ブースを採用することが多いですが、今回はあえてシステムブースを採用しています。DX EXPOへの出展は初めてで、小間数もそこまで大きくなかったため、極力コストをかけずに試してみよう!ということでシステムブースで出展することにしました。
3日間の現地の様子
この3日間は、想定していたよりも多くのお客様と対面でお話しすることができ、大盛況のうちに幕を閉じました。ここでは、そんな3日間の様子を写真とともにご紹介します。
開場の時間になるとともに、通路端で呼び込みを開始。
興味を持っていただけそうなキーワードをちりばめ、ブースへ誘導します。
ブース壁面にはサービスの特長のタペストリーを設置しています。奥行きのあるブースにすることで会話スペースを確保しました。興味を持っていただけた方にはブース内へ誘導し、お客様のお話を聞きながらサービス説明をしました。
ブースには展示会専用のサービス資料をご用意。展示会でお客様と接する時間はどうしても限られるため、通常配布している資料よりもページ数も少なくポイントを絞ったシンプルなものを準備しました。
ブース内にはモニターを設置し、製品のデモンストレーションをその場で見てもらえるようにしました。
現場の社員は、統一感を出すためにおそろいのユニホームを着用しました。今回は弊社の新卒社員も参加し、展示会デビューを果たしました。ベテラン社員に負けず、積極的に声掛けをしました。
3日間を通して、お客様の課題を直接お聞きしたりしながら、弊社のサービスをさまざまな角度でご紹介したり、製品デモンストレーションで実際の操作イメージをお見せしたりすることができました。
また、今回のDX EXPOではオンラインブースより当日会場で行われる「事前アポイント予約」を受け付ける仕組みがあったのですが、想定を超えるご予約をいただき連日ブース内でもお客様と商談を実施することができました。
会期後、アポイントの獲得単価を計算したところ、非常にコストパフォーマンスが高いという結果がでています。
マーケティング担当者に聞く展示会の3つのポイント
展示会当日はもちろん重要なものの、展示会での成果を高めるためには当日に加え、事前準備と事後対応も非常に重要なポイントとなります。ここでは、展示会出展で成果を高めるために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
以下、展示会に出展するときにおさえておきたいポイントを3つ紹介します!
1.企画が要!ターゲットと訴求テーマを明確に
展示会はブランディングだけではなく、販促の場としても活用することをおすすめします。そのために必ず設定してほしいのは「ターゲットと訴求テーマ」です。始めに、出展の目的に応じてターゲットを誰にするのかを考えます。イベントの参加者属性なども参考にしつつ、イベントごとに設定しましょう。ターゲットが決まったら、次はターゲットに刺さる訴求テーマを考えましょう。ここでは、「誰に(ターゲットに)」「どんな」メッセージを届けるか、展示会後にとって欲しいアクションは何かを軸に考えていきます。
ターゲットと訴求テーマが決まった後も、準備することはたくさんあります。
実際に現場でお客様と会話するときにお伝えするメッセージ内容や、必ず取得しておく必要がある情報の整理をしておくと安心でしょう。
2.出展後が勝負!まずはデータを整える
次にポイントとなるのは出展後です。展示会は出展して終わりではなく、出展後のフォローからが本番と言っても過言ではありません。
獲得したお客様の情報やヒアリング内容を、今後のアプローチへといかすためには、正確でスピーディーなデータ整形が必要です。
そのためにはまず、以下の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。
- データ化が必要な件数とスケジュールを考慮して、データ整形の方法を選択する
- データ化作業を進めやすいように、ヒアリングシートの記入項目は極力選択肢で設定する
- データ整形後システムにインポートする場合は、文字化けやリストの重複がないか確認する
展示会経由での顧客データの取得方法はさまざまです。主催者より提供されるバーコードリーダーを用いることもできますが、データ納品に時間がかかる点がデメリットです。獲得名刺の数が多い場合はOCRや名刺スキャンによるデータ化サービスも検討してみましょう。名刺情報だけでなく、ヒアリングシートがある場合はその回答データも効率よく、あわせてデータ化する方法を検討してみてください。
3.ヒアリング内容に応じて適切なアプローチを実施
展示会では、膨大な数の見込み顧客のリストを獲得することができます。しかし、営業部門でフォローできる件数には限りがあります。展示会場でのヒアリング内容をもとにリストに優先度を設定し、抽出した「ホットリスト」を作成することで、アプローチの優先順位をつけられるため展示会の成果に結びつけることができます。
ホットリストに対しては、できるだけ早く営業担当より個別のアプローチを進めましょう。一方、ホットリストにならなかったリストへのアプローチも重要です。とはいえ、もしも数が多く担当者による個別対応が難しい場合は、CRMシステムを使ってリードナーチャリングを行うと便利です。社内にあればぜひ使ってみてください。なければ展示会の時期だけなどスポット的にツールの導入を検討してみても良いかもしれません。
以上、3つのポイントを説明しましたが、これらをさらに細かく分解、深掘りしてまとめた資料をまとめています。お役に立てる情報が盛りだくさんですので、参考にダウンロードしてみてください。
今後も、シナジーマーケティングはさまざまなイベントへの参加を予定しています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今後も、弊社はさまざまなイベントへの参加を予定しています。次回は、今年10月に開催されるJapan IT Week秋に出展します。また展示会レポートを更新予定ですので、ぜひ読んでみてください。
この記事では展示会のノウハウを紹介しました。
弊社では、展示会で獲得したリストへのフォローを支援することも多くあります。弊社のCRMシステム「Synergy!」もそれに役立つツールです。獲得した名刺リストの顧客情報管理や、ヒアリング内容に応じたセグメントごとのメッセージングなど、さまざまな機能を搭載しています。
興味をお持ちの方は、ぜひ詳細はこちらをご覧ください。
Synergy! – CRM・顧客管理システム
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※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。