マーケティングコミュニケーション基礎講座 運営事務局です。
本セミナーは、月1回のペースでマーケティングコミュニケーションにおけるテーマを取り上げ、少人数制のワークショップ形式で運営しています。
今回は当社の現役コピーライター小川がメールライティング基礎講座を実施。
- メールライティングを行っているが、自己流のため内容に不安がある
- メールライティングを外部に委託しているが、良し悪しの判断がつかない
- 新たにライティングの担当になり、何から始めればいいか困っている
といったお悩みを解決すべく、いざ開講です。
ターゲットを明確にする
講義では「伝わるメール」にするために必要な5つのステップを、実例を交えながら解説していきました。
なかでも講師が繰り返しお伝えしていたことは「読み手は誰か」を意識して書くことの大切さです。
一つの製品をとっても、機能、デザイン、価格、お客様の声、キャンペーンなどたくさんの情報があります。その中でどの情報が読み手の心に刺さり、行動を促すことができるのかは、「読み手が誰か」によって異なります。読み手を明確にすることでイメージしやすい文章を作ることができ、また書き手にとっても迷いなく早く書けるメリットがあります。
しかしながら情報を発信する側としては、どうしても「たくさんの人にたくさんの情報を伝えて、自社製品の良さを知ってもらいたい!」という気持ちになりがち。ターゲットを絞り込むには勇気が必要ですよね。
企業が利益をあげて長期的に存続するには、お客様との長期的な関係作りが大切です。そのためには理想のお客様に選ばれることが必要。この理想のお客様とはどのようなパーソナリティで、どのようなことを好み、どのようなライフスタイルを送っている人なのか。講義のなかでは、ターゲットを明確にする(ペルソナ作成)際のポイントやその使い方について詳しく解説しました。
ワークショップ
講義を聴くと「分かったつもり」になりますが、実際に取り組んでみるとどうでしょう。
このマーケティングコミュニケーション基礎講座では講義の内容を「体感」していただくため、ワークショップの時間を多くとるようにしています。
用意されたペルソナと商材をもとにグループディスカッションがスタート。講義の内容を振り返りながら、グループで議論し「伝わるメール」を作成していきます。
立ち上がって議論をするグループ、最後の最後まで件名に知恵を絞るグループなど、ワークショップは大変な盛り上がり。最後にグループのアウトプットを代表者に発表いただき、講師からフィードバックをいたしました。
お客様の声
- 「1人をイメージして書く」ことは忘れがちな点でしたので、意識することができよかったです。
- 事例がたくさん紹介されていて参考になりました。分かりやすかったです。
- すぐできるポイント、実例を交えてのお話が多く理解が深まりました。
- グループワークでみなさんの意見が聞け、私には思いつかなかった点にも気づけて良かったです。そして楽しかったです。
参考資料
- 講師小川からのおすすめ本「なるほどデザイン」
小川からのコメント:冒頭で「相手が変わるとデザインも変わる」ことを視覚的にわかりやすく伝えてくれます。私がなぜこの本を手にとったかというと、デザインも文章と同じように「センスの問題」と片付けられがちだからです。ターゲットを明確にする大切さが楽しく学べます。 - 「Soup Stock Tokyo」の事例
- 講師小川が執筆したブログ
【完全版】メルマガを誤配信した時に役立つ、お詫びメールの書き方と事例別テンプレート
レポート記:運営事務局/小林