Synergy!LEAD を利用するにあたり、Salesforce ユーザーへ割り当てが必要な権限を説明します。
ユーザーの役割は主に2つに分けられ、その役割によって必要な権限が異なります。

ユーザーの主な役割

1. Synergy!LEAD の連携ユーザー
   当社「Synergy!クラウド」と「Salesforce」の連携を実行するユーザーを指します。
2. Synergy!LEAD の管理・操作ユーザー
   Synergy!LEAD の機能を操作するユーザーを指します。

1. 機能ライセンスの割り当て

ユーザーの詳細にて、「マーケティングユーザー」の割り当てが必要です。

[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「ユーザー」と入力し、[ ユーザー ] をクリックします。ユーザー一覧にて対象の「ユーザー名」をクリックします。
「ユーザーの詳細」にて「マーケティングユーザー」にチェックを入れてください。

連携ユーザーには、必ず割り当てしてください。
Synergy!LEAD を利用するユーザーにおいては、[ メール配信（キャンペーン） ] や [ フォーム ] 、[ キャンペーン ] を使用しない場合、割り当ては不要です。

2. 権限の割り当て

プロファイル / 権限セット

Synergy!LEAD の連携ユーザーには「システム管理者」権限、もしくは「システム管理者同等」権限が必要です。
具体的に必要な権限は、以下の表をご確認いただき、ユーザーのプロファイル、または権限セットで割り当ててください。

Synergy!LEAD を管理・操作するユーザーにも以下の表を参考に、権限を割り当てていただくことを推奨します。
自社で独自のルールがある場合、主にオブジェクト権限や項目レベルセキュリティに関しては、自社の権限割り当てルールに則り、ご検討ください。

Synergy!LEAD 連携ユーザー、またはシステム管理者の方は「アプリケーションのカスタマイズ」の権限を設定してください。（設定されない場合、オプトアウトの設定など、一部の機能が正しく動作しない可能性があります。）
システム管理者権限を持たない操作ユーザーは、「すべてのカスタム設定を表示」の権限を付与してください。

Synergy!LEAD  連携ユーザーとは別のユーザーで操作を行う場合、データや項目の参照権限を「連携ユーザー」と同一に設定することを推奨します。
Synergy!LEAD では、連携ユーザーの権限にて同期処理やメール配信を実行します。権限が異なる場合、メール配信では意図しない宛先に配信が行われたり、正しい設定が行われない可能性があります。

Synergy!クラウドのデータベースと同期する対象のオブジェクトは、オブジェクト権限で「作成 / すべてのレコードの編集」の付与が必要です。

個人取引先を有効化している組織では、上記権限が設定済でも「Synergy!LEADの連携を開始する」「連携ユーザー変更」の実行時に権限不足の警告が表示されます。
こちらの場合は、「このままを続ける」をクリックしてください。
※詳しくはこちら

Synergy!LEAD の権限セット

Synergy!LEAD で用意するオブジェクト、画面などの権限を一括で付与することができる権限セットをご提供しています。こちらの権限セットを利用していただくと、Synergy!LEAD の機能リリースなどにあわせて必要な権限に変更が生じた場合でも、自動で権限を割り当てることができます。
使用されていない場合には、権限が不足してエラーが発生する可能性もございますので、権限セットのご使用にご協力をお願いいたします。
※ 一部 Salesforce の標準オブジェクト、システム権限や一般ユーザー権限などは個別に付与が必要です。

・[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「権限セット」と入力し、[ 権限セット ] をクリックします。
・「Synergy!LEAD 連携ユーザー権限セット」、または、「Synergy!LEAD 管理者権限セット」をクリックします。
・[ 割り当ての管理 ] をクリックし、Synergy!LEAD を利用するユーザーを選択し、[ 割り当てを追加 ] をクリックします。

操作ユーザーが連携ユーザーを兼ねる場合には、両方の権限セットを付与してください。

Synergy!LEAD の権限セットが利用できない場合

Synergy!LEAD から提供している権限セットが利用できない場合、以下の権限をプロファイル、または権限セットで付与してください。