ユーザを管理する
ユーザ管理業務について理解する。
0.ユーザの追加
新たにSalesforceを利用するユーザを作成します。
設定メニューから [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] を選択し、「新規ユーザ」ボタンをクリックしてください。 「姓」、「メール」、「ユーザ名」などのユーザ情報の入力と、
「ロール」、「ユーザライセンス」、「プロファイル」など作成するユーザに割り当てる権限を選択してください。
新たにSalesforceを利用するユーザを作成します。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「ユーザ」と入力し [ ユーザ ] をクリックします。ユーザ一覧画面で [ 新規ユーザ ] をクリックしてください。
「姓」、「メール」、「ユーザ名」などのユーザ情報の入力と、「ロール」、「ユーザライセンス」、「プロファイル」など作成するユーザに割り当てる権限を選択してください。
各項目の詳細は下記ヘルプを参照ください。
https://help.salesforce.com/HTViewHelpDoc?id=user_fields.htm&language=ja
※ロールとプロファイルについては別のカリキュラムで説明いたします。
ユーザ名は全てのSalesforce環境でユニークである必要があり、かつメールアドレスの形式でなければなりません。(実際に存在するメールアドレスである必要はありません)
そのため、もし開発者組織(Developer Edition)で「synergylead@synergy101.jp」というユーザ名を指定した場合、本番環境では同一のユーザ名を使用することができなくなります。
試用目的で利用するSalesforce組織のユーザ名については「.dev」などを追加し本番環境とは異なるユーザ名を設定することをおすすめします。
例:
本番用ユーザ名 : synergy.taro@test.admin
開発組織用ユーザ名 : synergy.taro.dev@test.admin
すべて入力完了後に「保存」ボタンをクリックしてください。
入力したメールアドレス宛に初回ログインの案内メールが届きます。
ユーザはそのアドレスに記載のURLからパスワードを設定することで、
Salesforceにログインすることができます。
ユーザライセンスの種類
ライセンスには種類があり、それぞれシステム内でアクセスできるレベルが異なります。
主要なライセンスとして以下が挙げられます。
Salesforce | CRM機能とAppExchange アプリケーションフルアクセス |
Salesforce Platform | CRM機能なし カスタムアプリケーションアクセス |
Force.com – One App | カスタムアプリ1個、オブジェクト最大10個 |
Knowledge Only User | ナレッジアプリケーションへのアクセス |
Identity | Identify機能(ID管理 シングルサインオン) |
Chatter Free | Chatter機能 |
Chatter External | Chatter機能(外部ドメイン向け) |
Chatter Only | (Chatter Plus)Chatter機能 + 一部のオブジェクトのアクセス |
その他、ユーザーライセンスの詳細についてはオンラインヘルプを参照ください。
http://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=users_license_types_available.htm&language=ja
組織が割り当て可能なライセンスは数に制限があります。
組織が割り当て可能なライセンス数は、設定メニューから [ 組織情報 ] を選択し、「ユーザライセンス」で確認することができます。
1.ユーザの削除
部署異動や退職などにより、Salesforceを利用しなくなるユーザの管理方法を説明します。
ユーザの凍結(任意)
ユーザを凍結することにより、システム管理者が作業中にユーザがログインできないように設定できます。
設定メニューから [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] を選択し、一覧から凍結するユーザを選択します。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「ユーザ」と入力し [ ユーザ ] をクリックします。ユーザ一覧画面から凍結するユーザを選択します。
「凍結」ボタンをクリックすると、ユーザを凍結できます。
ユーザの凍結をしても、ユーザライセンスは解放されません。
ユーザライセンスを解放するには後述のユーザの無効化を行う必要があります。
所有データの移行
所有データを別のユーザへ引継ぎ(移行)する必要があります。
設定画面から一括で変更できる方法を紹介します。
設定メニューから [データの管理] | [ 所有権の一括変更 ] を選択し、引継ぎを行うオブジェクトを選択してください。
移行元、移行先、検索条件を設定し、「検索」ボタンをクリックすると検索結果が下部に表示されます。
移行対象のレコードを選択し、「移行」ボタンをクリックすると一括で移行できます。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「所有権の一括変更」と入力し [ 所有権の一括変更 ] をクリックし、引継ぎを行うオブジェクトを選択してください。
移行元、移行先、検索条件を設定し、「検索」ボタンをクリックすると検索結果が下部に表示されます。
移行対象のレコードを選択し、「移行」ボタンをクリックすると一括で移行できます。
ユーザの無効化
設定メニューから [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] を選択し、無効化するユーザの「編集」リンクを選択します。
「有効」項目のチェックボックスをオフに変更し、「保存」ボタンをクリックしてください。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「ユーザ」と入力し [ ユーザ ] をクリックし、ユーザ一覧画面より無効化するユーザの [ 編集 ] をクリックします。
「有効」項目のチェックボックスをオフに変更し、[ 保存 ] をクリックしてください。
2.パスワードリセット
ユーザがログインパスワードを忘れてしまった場合のパスワードリセットの方法を説明します。
設定メニューから [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] を選択し、パスワードのリセットするユーザを選択します。
「パスワードのリセット」ボタンをクリックすると、当該ユーザのパスワードがリセットされます。
登録されたメール宛にパスワードリセット通知のメールが届きますので、
ユーザはメールに記載されたURLからパスワードを再設定できます。
ユーザがログインパスワードを忘れてしまった場合のパスワードリセットの方法を説明します。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「ユーザ」と入力し [ ユーザ ] をクリックし、ユーザ一覧画面より「パスワードのリセット」をするユーザを選択します。
[ パスワードのリセット ] をクリックすると、当該ユーザのパスワードがリセットされます。
登録されたメール宛にパスワードリセット通知のメールが届きますので、
ユーザはメールに記載されたURLからパスワードを再設定できます。
3.アカウントロック解除
パスワードポリシーの設定でロックの設定を有効にすると、
ユーザが一定回数認証に失敗するとロックすることができます。
ロックされたユーザの解除方法を説明します。
設定メニューから [ ユーザの管理 ] | [ ユーザ ] を選択し、ロックの解除をするユーザを選択します。
「ロック解除」ボタンをクリックすると、当該ユーザのロックが解除されます。
パスワードポリシーの設定でロックの設定を有効にすると、
ユーザが一定回数認証に失敗するとロックすることができます。
ロックされたユーザの解除方法を説明します。
右上の [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] をクリックし、[ クイック検索 ] に「ユーザ」と入力し [ ユーザ ] をクリックし、ユーザ一覧画面より「ロック解除」をするユーザを選択します。
[ ロック解除 ] をクリックすると、当該ユーザのロックが解除されます。