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オブジェクトホーム画面の使い方を理解する

オブジェクトホーム画面の使い方を理解する。

0.はじめに

Salesforce のオブジェクトはそれぞれに対応した「タブメニュー」を持っています。
タブメニューをクリックすると、そのオブジェクトの管理画面が表示されます。これをオブジェクトホーム画面といいます。

今回はこのオブジェクトホーム画面について説明します。

1.オブジェクトホーム画面

以下は、リードおよび取引先のオブジェクトホーム画面です。

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レイアウトはほぼ統一されているため、ひとつのオブジェクトで画面に慣れていれば他のオブジェクトも同じように使えます。

オブジェクトホーム画面を詳しく見ていきましょう。下図はリードオブジェクトのホーム画面です。
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1. このページのヘルプ

オンラインヘルプへのリンクです。それぞれの画面に対応したヘルプが表示されます。
また標準オブジェクトの場合 [ 詳細はこちら ] をクリックするとオブジェクトの概要を説明するヘルプページが表示されます。

2. ビュー選択リスト

ある条件にもとづいて検索した結果を一覧で表示します。「ビュー」については後ほど説明します。

3.最近使った・・・

最近使用した(参照・変更)オブジェクトのレコードが表示されます。

4. レポート

関連する分析レポートが表示されます。

5. 概要 (サマリー)

オブジェクトによってはレポートをすぐに実行するためのボタンが表示されています。

6. ツール

一部のホームページにはツールセクションがあります。
ここには、便利なウィザードやその他のためになる情報へのリンクが表示されます。

以下は、リードおよび取引先のオブジェクトホーム画面です。

レイアウトはほぼ統一されているため、ひとつのオブジェクトで画面に慣れていれば他のオブジェクトも同じように使えます。

オブジェクトホーム画面を詳しく見ていきましょう。下図はリードオブジェクトのホーム画面です。

1. ビュー選択リスト

ある条件にもとづいて検索した結果を一覧で表示します。「ビュー」についてはこの後で説明します。

2.リストビューコントロール

リストビューを新たに作成することができます。

3. ビューの表示形式変更

ビューの表示形式を「テーブル形式」か「Kanban 形式」かを切り替えることができます。「Kanban 形式」を選択した場合は、選択リスト型の項目からグループ分けする項目を選択します。

4. 鉛筆マーク

「テーブル形式」で表示している場合は、直接情報の変更を行うことが可能です。ただし1つの「レコードタイプ」で絞り込まれている状態でなければ編集できません。

5. グラフマーク

リストビューの情報をさらに分析し、グラフとして表示することが可能です。デフォルトで用意されているグラフもありますが、自分でグラフを追加することも可能です。

6. ファネルマーク

リストビューを表示している検索条件を変更することができます。

2.オブジェクト以外のホーム画面

「ホーム」および「Chatter」などはオブジェクトに対応した画面ではありませんので、独自のレイアウトになっています。

  • ホーム 画面

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ここには、最新の Chatter による情報共有(フィードと呼ばれます)が表示され、Salesforce からのおすすめ情報、Salesforce のタスク、カレンダーなどが表示されています。
カスタマイズすることにより、組織内で共有されたダッシュボードを作成することもできます。

  • Chatter 画面

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Chatter のホーム画面は他の標準レイアウトとは異なり、3つのセクションに分かれています。
Chatter バーにはフィルタとリンクがまとめられています。Chatter フィードにはフィルタに応じて、「フォローするもの」「自分宛て」「グループから共有される情報」「会社全体への共有情報」 が表示されます。
おすすめセクションには、Salesforce で次に行う作業を表示したり、トレンドトピックやフォローする人が表示されます。

  • 他の機能別ホーム画面

レポートやダッシュボード画面、売上予測画面なども、ホームや Chatter 画面と同様に特定の機能を持った画面になります。これらは機能別にデザインされておりそれぞれで異なります。

▼ レポート 画面
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▼ ダッシュボード 画面
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▼ 売上予測 画面
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また、オブジェクトに対応した画面であっても、ドキュメント共有関連のタブは特殊な関連性や属性があるためにデザインが他の画面と若干変わっています。

▼ ライブラリ 画面
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▼ ナレッジ 画面
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▼ コンテンツ 画面
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「ホーム」および「Chatter」などは、オブジェクトに対応した画面ではありませんので、独自のレイアウトになっています。

  • ホーム画面

ホーム画面は「Lightningアプリケーションビルダー」を利用しカスタマイズすることで、標準で表示されている「四半期パフォーマンスレポート」や「今日の行動」「今日のToDo」以外に様々な情報を表示することができます。

  • Chatter画面

Chatter 画面は自分がフォローしている内容のフィードや、自分宛てに送られているメッセージなどを確認できます。ホーム画面のように自由にカスタマイズすることはできません。

  • 他の機能別ホーム画面

レポートやダッシュボード画面、売上予測画面なども、ホームや Chatter 画面と同様に特定の機能を持った画面になります。これらは機能別にデザインされておりそれぞれで異なります。

▼ レポート 画面

▼ ダッシュボード 画面

▼ 売上予測 画面


また、オブジェクトに対応した画面であっても、ドキュメント共有関連のタブは特殊な関連性や属性があるためにデザインが他の画面と若干変わっています。


▼ ナレッジ 画面


▼ ファイル 画面

3.サイドバーを折りたたむ

管理画面を見ていると画面の左のメニュー(サイドバー)が必要なときだけ表示してほしいと思うことはないでしょうか。

必要がないときにこのサイドバーを折りたたむことでノートパソコンなどの小さな画面でも作業がしやすくなります。

[ 設定 ] | [ カスタマイズ ] | [ ユーザインタフェイス ] を選びます。
次に、サイドバーの「折りたたみ可能なサイドバーを有効化」にチェックを入れて、[ 保存 ] を押します。

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ユーザインターフェイスカスタマイズ画面

ホーム画面を表示すると、サイドバーが折りたためるように変更されています。
左上の [ △ ] をクリックすることで、必要なときにはサイドバーを表示できます。

サイドバー開閉ボタン

Lightning Experience では、Salesforce Classic で表示される「サイドバー」の機能はありません。

4.ビュー

オブジェクトのホーム画面では最近使ったレコードの一覧が表示されていますが、それ以外に条件を指定してレコード一覧を表示する機能があります。それが「ビュー」です。

ビューの作成方法は次のように行います。

まず、ビューの選択リストの右にある [ 新規ビューの作成 ] をクリックします。
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ビューの作成画面で「ビューの名称」「検索する条件」「表示する列」「表示の制限」を指定します。

一度設定を保存した後は、ビューの選択リストより指定した条件に合致するレコードをいつでも一覧表示させることができます。
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標準オブジェクトにはよく使われる検索条件のビューが作成されています。これらをそのまま利用することも、変更して再利用することもできます。
ビューの編集はビューのプルダウンから編集したいビュー名を選び、そのビュー画面が表示された後、ビュー名右の [ 編集 ] をクリックしてください。また、編集画面で [ 別名で保存 ] をクリックすることにより元のビューを変更せずそこから新しいビューを作成できます。
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オブジェクトのホーム画面では最近使ったレコードの一覧が表示されていますが、それ以外に条件を指定してレコード一覧を表示する機能を「ビュー」といいます。

ビューの作成は、ビューの右側にある [ 歯車マーク ] をクリックし、「リストビューコントロールメニュー」を表示して [ 新規 ] をクリックします。「ビューの名称」「ビューを表示する範囲」を設定後、「検索条件」「表示する列」「表示の制限」を指定します。
一度設定を保存した後は、ビューの選択リストより指定した条件に合致するレコードをいつでも一覧表示させることができます。標準オブジェクトにはよく使われる検索条件のビューがすでに作成されています。

ビューの条件を追加したり、表示項目の変更を行いたい場合は、ビューの編集をしてください。また、「リストビューコントロールメニュー」から [ コピー ] をクリックすると新しく作成できますので、元の条件を変更せずにビューの修正を行いたい場合に活用してください。

なお、標準で用意されているビューはコピーできません。

5.演習

  1. ビューのプルダウンの中のビューのいずれかを利用して新しいビューを作成してください。
    ビューの絞り込み条件は業務で一番利用する検索条件を1から3つまで考えて、登録してください。
  2. 作成したビューを「印刷」するための機能を探してビューの一覧をプリントアウトしてください。

10.拡張パッケージでより使いやすくする

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