なぜ配信結果が未開封となっているのにクリック済みとなっているのですか?
Synergy!LEADでメール配信をすると、配信結果に「未開封」なのに「クリック済み」となってしまう場合があります。
これは、メール受信側がHTMLメール内の画像ファイルを表示しないように設定しているときに見られる現象であり、Synergy!LEAD側では制御できません。
そこで、「クリック済み」となった配信結果のうち、「未開封」となっているデータを自動的に「開封済み」に変更する方法をご紹介します。
設定方法
- [設定]|[プロセスビルダー]を開き、[新規]ボタンから新規プロセスを作成します。
- [オブジェクト]から「リード配信実績」を選択し、プロセスの開始タイミングを「レコードを作成または編集したとき」を選択します。
- [条件を追加]は以下の設定を行います。・条件名:任意の名前
・アクションの実行条件:条件を満たしている
・条件を設定:
- クリック結果が「クリック済」と一致する
- 開封結果が「未開封」と一致する。
・条件:すべての条件に一致(AND)
- [ルール適用時のアクション]は以下の設定を行います。・アクション種別:レコードを更新
・アクション名:任意
・レコード:プロセスを開始したレコード
・レコードの更新条件:レコードを更新する条件がない
・更新するレコードの新しい項目値を設定:
- 開封結果を「開封済」とする。
- 最後に[有効化]をクリックしてプロセスを有効化することで、今後配信されるメールに対して、自動的に開封済みに変更することが可能となります。
留意事項
- 本手順は「リード配信実績」オブジェクトに対しての手順となっておりますので、「取引先責任者配信実績」や「カスタムオブジェクト配信実績」に対しても、それぞれプロセスを作成する必要があります。
- このプロセスはレコードが更新されたときに実行されるため、すでに作成されたレコードに対して自動的に更新を行いません。
データを更新したい場合は、すでに作成されたレコードを更新する必要があります。