Synergy!LEAD

Synergy!LEADのメール配信の仕組み

皆さん、メール配信はどのように行われているかはご存知ですか?

普段は Gmail や Outlook などのメーラーを利用して、メールのやり取りをされていると思います。Synergy!LEADを利用することで、Salesforce上からメールを大量に配信することができるのですが、その仕組みはどうなっているでしょうか?
メールの仕組みを知っていただくことで、作成されたメールがどのように配信されているのか、また、迷惑メールがどのように発生するかを理解いただくことに役立てていただければと思います。

ここでは、完全なメール配信の仕組みを説明するのではなく、「わかりやすく」説明することに重点をおいて解説をしていますことをご了承ください。

Synergy!LEADのメールはどのように送られている?

Synergy!LEAD のメールは、Salesforce 上からメールの送信元や送信先の条件を指定し、文面を作成して配信を行っていただきます。1通から何十万通という非常に大量にメールを配信することもできますが、それは Synergy!LEAD が提供する配信基盤で、送る方へのメールを整え、Synergy!LEAD が代わりに送信先へメールを送っています。

メールの仕組みは、よく郵便物の「便箋」と「封筒」に例えられて表現されます。
皆さんは、Salesforce 上で Synergy!LEAD の配信設定画面より「誰から」「誰に」「どんな内容でおくるか?」を便箋に書いているとイメージしてください。
Synergy!LEAD は、便箋の内容を丁寧に封筒に包んで「差出人」と「宛先」を明記して配達をしているという仕組みになっています。

Synergy!LEADでは、Salesforceで管理している項目をメールに差し込むことができます。このような機能を利用いただいて文面を書いた場合は、封筒に入れる前に送る方に合わせて文面を整形しています。

これらの流れは、メール配信機能だけではなく、フォームに登録されたときに登録した方へのサンキューメール、登録されたことを通知するジャーナルメールにも適用される内容です。

差出人と宛先の情報が2種類ある?

上記の仕組みからメール配信を行う場合には送信元と送信先の情報が2種類あります。

1つ目は、便箋上に書かれる「誰から」「誰に」という情報です。
2つ目は、封筒上にかかれる「差出人」「宛先」という情報です。

メールの世界では前者を「ヘッダ」と呼び、後者は「エンベロープ」と呼びます。メールを配達するときには「エンベロープ」を見て配達するため、エンベロープの「宛先」さえ正しければメールは届くことになります。

Synergy!LEAD では、皆さんの代わりにメールの配達を一手に請け負うため、エンベロープの「差出人」は Synergy!LEAD で提供する差出人(crmstyle.comドメイン)となります。

迷惑メールは「ヘッダ」と「エンベロープ」を巧みに操る

迷惑メールはこの仕組みを悪用し、エンベロープの「宛先」は正しいものですが、「差出人」やヘッダ情報を偽装して迷惑メールを配信してきているのです。
私たちが提供するメール配信の仕組みも、メールの配達を代行していることになるため、ご利用の仕方によっては迷惑メール同様の扱いを受けることになりかねません。
そのため、皆さまには迷惑メールに分類されないための「対策」をお願いしております。

迷惑メールへの対策

メール配信を皆さんから正しく配信していると証明するための技術として「送信者ドメイン認証」があります。これは、送信元のIPアドレスやドメインから差出人が正しいかどうかを判断する仕組みです。対策方法としては3種類あります。

Gmailでは1日に5,000件以上のメールを送信する場合に、この3つ全てを対策しなければ、メールのブロックや迷惑メールとして扱われるガイドラインが定められました。
Synergy!LEADをご利用される場合は、必ずご対応をお願いいたします。

 

メール配信における基礎的なポイントをピックアップしてご紹介しました。
メーラーから配信するメールとは異なり、Synergy!LEAD が皆さんの代わりに配信を代行している仕組みとなります。これにより大量配信がより簡単になり便利なことがある一方で、迷惑メールになりかねない事情も少しおわかりいただけたかなと思います。

これからもより安全に、安心してメール配信を行っていただけるよう、ぜひ迷惑メール対策の情報もご確認ください。

メール配信

フォーム作成

Salesforce

仕様

ページのトップへ戻る