メールを開封していないのに開封と記録されるのはなぜですか?
メールを受信した端末が、Apple社が提供する「iOS 15、iPadOS 15、macOS Monterey、WatchOS 8」以上である場合、そのOSの中にはメールが開封されたかどうかを送信者に知られないようにする「メールプライバシー保護(Mail Privacy Protection)」機能が含まれています。
この機能で「メールアクティビティを保護する(Protect Mail activity)」と設定した顧客が、AppleMailアプリ(標準メールアプリ)でHTMLメールを受信すると、開封していなくても自動的に開封したと計測されてしまいます。
影響のあるSynergy!LEADの機能
・メール配信(リード)
・メール配信(キャンペーン)
・メール配信(他オブジェクト)
影響範囲
実際には開封していないAppleMailアプリユーザにおいて以下の事象が発生する可能性があります。
- メール配信をした際に作成される「配信実績レコード」において「開封結果」「開封日時」が記録されます。
→「開封結果」「開封日時」が記録されているレコードのうち、実際には開封していないAppleMailアプリユーザが含まれる可能性があります。
- Synergy!LEADのメール配信レポート機能における「開封数」「開封率」が増加する可能性があります。
→「開封数」「開封率」として表示されている数値のうち、実際には開封していないAppleMailアプリユーザが含まれる可能性があります。