「メール配信(キャンペーン)」でリード・取引先責任者の項目を埋め込みコマンドで追加するには?
メール配信(キャンペーン)ではキャンペーンメンバーの項目ならびにリード・取引先責任者の共通項目をメール本文に埋め込みコマンドとして追加することができます。
ただリード、もしくは取引先責任者のみにある項目はそのままでは追加することができません。キャンペーンメンバーに「数式」型のカスタム項目を用意することで追加することができます。
今回はこういったキャンペーン配信にリード・取引先責任者オブジェクトの任意の項目を埋め込みコマンドとして利用する方法をご紹介します。
キャンペーンメンバーにカスタム項目を追加する
- [ 設定 ] | [ クイック検索 ] で「キャンペーン」と入力し、キャンペーン下の [ 項目 ] をクリックします。
- 「キャンペーンメンバーカスタム項目 & リレーション」の [ 新規 ] をクリックします。
- 「データ型の選択」で「数式」にチェックして [ 次へ ] をクリックします。
- 「出力型の選択」で埋め込みたい項目の型を選びます。今回では「テキスト」型を選び、[ 次へ ] をクリックします。
- 項目の表示ラベル:(任意)キャンペーンメンバーのカスタム項目名
- 項目名:(任意)任意の英数字
- 数式を登録する画面では「高度な数式」の [ 項目の挿入 ] をクリックします。
- リードの項目を挿入するために、[ キャンペーンメンバー ] | [ リード ] | 『埋め込みたい項目』(例:Facebookユーザ名)を選択し、[ 挿入 ] をクリックします。
- 次は取引先責任者の項目を挿入するために [ 項目の挿入 ] をクリックし、今度は [ キャンペーンメンバー ] | [ 取引先責任者 ] | 『埋め込みたい項目』(例:Facebookユーザ名)を選択し、[ 挿入 ] をクリックします。
- 前段で挿入した2つの項目を組み合わせて以下のような数式を入力します。
- 「Lead.●●●」「Conract.●●●」とある箇所はそれぞれ[項目の挿入]で数式エリアに貼り付けられたものです。
- IF (XXX, YYY, ZZZ) の部分は IF関数というもので、何か値に入っていればその項目を、値に入っていなければ ZZZ の部分が適用されます。
- 例では、リードもしくは取引先責任者の Facebook名を数式項目として設定しています。
IF (Lead.●●● <> '', Lead.●●●, IF ( Contact.○○○ <> '', Contact.○○○, '') )
- [ 項目レベルのセキュリティ設定 ] で適切な項目レベルセキュリティを設定します。通常はそのままで [ 次へ ] をクリックします。
- 「ページレイアウトの追加」では数式項目をどの画面レイアウトに表示するかを選択します。今回はメール本文に埋め込むために作成するため、すべてのページレイアウトからチェックを外し、[ 保存 ] をクリックします。
「メール配信(キャンペーン)」の埋め込みコマンドでカスタム項目を選択する
キャンペーン配信(キャンペーン)の配信設定で、本文中に追加したカスタム項目を貼り付けます。これでリードまたは取引先責任者の項目をキャンペーン配信の埋め込みコマンドとして追加できます。
またこのカスタム項目を差出人名や絞り込み条件としても利用できます。
キャンペーンメンバーにカスタム項目を追加する
- [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ オブジェクトマネージャ ] | [ キャンペーンメンバー ] | [ 項目とリレーション ] | [ 新規 ] をクリックします。
- 「データ型の選択」で「数式」にチェックして [ 次へ ] をクリックします。
- 「出力型の選択」で埋め込みたい項目の型を選びます。今回では「テキスト」型を選び、[ 次へ ] をクリックします。
- 項目の表示ラベル:(任意)キャンペーンメンバーのカスタム項目名
- 項目名:(任意)任意の英数字
- 数式を登録する画面では [ 高度な数式 ] | [ 項目の挿入 ] をクリックします。
- リードの項目を挿入するために、[ キャンペーンメンバー ] | [ リード ] | 『埋め込みたい項目』(例:Facebookユーザ名)を選択し、[ 挿入 ] をクリックします。
- 次は取引先責任者の項目を挿入するために [ 項目の挿入 ] をクリックし、今度は [ キャンペーンメンバー ] | [ 取引先責任者 ] | 『埋め込みたい項目』(例:Facebookユーザ名)を選択し、[ 挿入 ] をクリックします。
- 前段で挿入した2つの項目を組み合わせて以下のような数式を入力します。
- 「Lead.●●●」「Conract.●●●」とある箇所はそれぞれ[項目の挿入]で数式エリアに貼り付けられたものです。
- IF (XXX, YYY, ZZZ) の部分は IF関数というもので、何か値に入っていればその項目を、値に入っていなければ ZZZ の部分が適用されます。
- 例ではリードもしくは取引先責任者の Facebook名を数式項目として設定しています。
IF (Lead.●●● <> '', Lead.●●●, IF ( Contact.○○○ <> '', Contact.○○○, '') )
- 「項目レベルのセキュリティ設定」で適切な項目レベルセキュリティを設定します。通常はそのままで [ 次へ ] をクリックします。
- 「ページレイアウトの追加」では数式項目をどの画面レイアウトに表示するかを選択します。今回はメール本文に埋め込むために作成するため、すべてのページレイアウトからチェックを外し、[ 保存 ] をクリックします。
「メール配信(キャンペーン)」の埋め込みコマンドでカスタム項目を選択する
キャンペーン配信(キャンペーン)の配信設定で、本文中に追加したカスタム項目を貼り付けます。これでリードまたは取引先責任者の項目をキャンペーン配信の埋め込みコマンドとして追加できます。
またこのカスタム項目を差出人名や絞り込み条件としても利用できます。