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メール不達レベルとは?

メール不達レベルとは

「メール不達レベル」とは、Synergy!LEADをインストールすることでリードオブジェクトに追加されるカスタム項目のことです。

Synergy!LEADの[メール配信(リード)]タブからの配信では、エラーメールを8種類に区別し、その種類別に「1」もしくは「99」の数字を割り当てます。

エラー種別 内容 「メール不達レベル」
に加算される数値
メールアドレス書式エラー たとえば@(アットマーク)がないなど、メールアドレスとして成立しない書式の場合のエラー 99
宛先不明 宛先自体が存在しない(アドレスが間違っているなど)場合のエラー 99
配信リストクリーニング機能による除外 過去の配信で「メールアドレス書式エラー」「宛先不明」となっているメールアドレスの場合のエラー 99
受信拒否 相手側のサーバがブロックしている場合のエラー 1
ドメインが見つからない ドメイン部分(@以降)が間違っている場合のエラー 1
SPAMとみなされた 受信側のサーバがSPAMと判断した場合のエラー 1
メールボックスが一杯 相手側のメールボックスが一杯で届けられなかった場合のエラー 1
その他エラー 上記6種類のエラーのいずれにもあてはまらないエラー 1

配信エラーとなった人(リードオブジェクトのレコード)の「メール不達レベル」にその数字が加算されていきます。たとえば、ある人にメール配信を2回実施し、「メールボックスが一杯」エラーが2回続いた場合、その人の「メール不達レベル」は2(1+1)となります。

メール不達レベルが「5」以上の数になると、以降の[メール配信(リード)]タブでの配信対象から自動的に除外されます。配信エラーとなった理由が「メールアドレス書式エラー」または「宛先不明」の場合は「99」が加算されます。この場合、1回の配信で「5」以上の数字が加算されることから、次の配信対象から自動的に除外されます。

留意点

  • 「メール不達レベル」は、[メール配信(リード)]タブでメールを配信したときだけ機能します。[メール配信(他オブジェクト)]タブまたは[メール(キャンペーン)]タブでメールを配信したときは機能しません。
  • Salesforce上で「メール不達レベル」の値を指定せずにリードを作成した場合、メール不達レベルは「空白」となります。なお、「空白」であっても「メール不達レベル」への加算は行われます。
  • 新規登録フォームからデータを登録した場合、「メール不達レベル」は「0(ゼロ)」となります。
  • 変更・解除フォームからデータが更新された場合、「メール不達レベル」を「0(ゼロ)」にリセットします。※顧客情報を有効とみなすため。
  • メール受信側のサーバ環境によっては、エラーメールを送信しないことがあります。 その場合、Synergy!LEADではエラーを記録できず、「メール不達レベル」の値が変更されません。
  • 「メール不達レベル」がリード詳細画面に表示されていない場合、以下のようにページレイアウトを編集します。
    メール不達レベルページレイアウトの編集 Lead Layout Salesforce Developer Edition
  • 「メール不達レベル」に「99」を超えた値が設定される場合があります。これは複数のエラーが発生した場合の加算タイミングによるもので、特殊な「エラー種別」ではありません。
    例えば、ある人にメール配信を2回実施し、「メールボックスが一杯」エラーが2回続き、そのあと「宛先不明」が1回発生した場合、「メール不達レベル」は101(1+1+99)となります。

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