重複ルールを設定している場合のフォーム作成時の注意点
Synergy!クラウドと連携している標準オブジェクトやカスタムオブジェクトを対象に、Salesforce の重複ルールの設定の「アクション」で「ブロック」または「アラート」を選択している場合、Synergy!LEAD フォームに重複データを登録すると、フォーム登録は完了しますが、Salesforce には同期(登録)されず、同期エラーが発生します。
これを回避するための方法をご案内します。
※ 以下は、Standard Lead Duplicate Rule の場合の内容です。
対応は以下2つの設定があります。ご希望に沿う内容を設定してください。
- データ登録時にアラートを出さない設定
- フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定
データ登録時にアラートを出さない設定
この設定は、Salesforce の管理画面でデータ登録時にも重複エラーを出さない設定となります。
Salesforce の管理画面ではデータ登録時にエラーを出したい場合は、「フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定」をご覧ください。
以下はリード登録時に重複エラーを出さない設定のご案内です。
- [ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「重複ルール」と入力・選択をします。
- ルール名「Standard Lead Duplicate Rule」をクリックします。
- 重複ルールの詳細で [ 編集 ] をクリックします。
- 「作成時の操作」の「アラート」のチェックを外し、[ 保存 ] します。
フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定
以下は「リード」オブジェクトへ連携するフォームを利用する場合のご案内です。
- 「リード」に、フォームから登録されたことを記録する項目を作成します。
フォーム送信時に指定の値を自動入力する。「自動設定項目」に沿っておすすめください。
なお、項目名、データ型は任意のもので問題ありません。
【入力例】- 項目名:フォーム登録フラグ
- データ型:チェックボックス
- 自動設定項目の入力:「True」にチェック
- 重複ルールの設定で条件を追加します。
[ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「重複ルール」と入力・選択します。
- ビューの「すべての重複ルール」から、該当するルール名をクリックします。
- [ 編集 ] をクリックします。
- 「条件」で、1.で作成した自動登録項目で指定した値が該当しない条件を設定し、[ 保存 ] をクリックします。
【入力例】
自動登録項目のデータ型が「チェックボックス」で True をチェックする場合- 項目:1.で作成した項目名(例:フォーム登録フラグ)
- 演算子:次の文字列と一致しない
- 値:True
重複ルール設定で「レポート」を選択しておくと、Salesforce のカスタムレポートで重複対象を確認することができます。
- データ登録時にアラートを出さない設定
- フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定
データ登録時にアラートを出さない設定
この設定は、Salesforce の管理画面でデータ登録時にも重複エラーを出さない設定となります。
Salesforce の管理画面ではデータ登録時に重複エラーを出したい場合は、「フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定」をご覧ください。
以下はリード登録時に重複エラーを出さない設定のご案内です。
- [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「重複ルール」と入力し、選択をします。
- ルール名「Standard Lead Duplicate Rule」をクリックします。
- 重複ルールの詳細で [ 編集 ] をクリックします。
- 「作成時のアクション」の [ アラート ] のチェックを外し、[ 保存 ] します。
フォームから登録されたデータのみ重複ルールを適用しない設定
以下は「リード」オブジェクトへ連携するフォームを利用する場合のご案内です。
- リード、取引先、取引先責任者にフォームから登録されたことを記録する項目を作成します。
フォーム送信時に指定の値を自動入力する。「自動設定項目」に沿っておすすめください。
なお、項目名、データ型は任意のもので問題ありません。
【入力例】- 項目名:フォーム登録フラグ
- データ型:チェックボックス
- 自動設定項目の入力:「True」にチェック
- [ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ クイック検索 ] に「重複ルール」と入力、選択をします。
- 「すべての重複ルール」から、該当するルール名をクリックします。
- [ 編集 ] をクリックします。
- 「条件」で、1.で作成した自動登録項目で指定した値が該当しない条件を設定し、[ 保存 ] をクリックします。
【入力例】
自動登録項目のデータ型が「チェックボックス」で True をチェックする場合- 項目:1.で作成した項目名(例:フォーム登録フラグ)
- 演算子:次の文字列と一致しない
- 値:True
重複ルール設定で「レポート」を選択しておくと、Salesforce のカスタムレポートで重複対象を確認することができます。