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ホームページのカスタマイズ

ユーザのホームページをカスタマイズして、必要な情報やリンクがすぐ分かるようにする

0.はじめに

ホームタブ画面のページはユーザごとに必要な情報がコンポーネントとして配置されています。

コンポーネントとは、リンクやグラフ、コメントなどの情報をまとめたものです。

以下はホームページの例です。
ダッシュボード、ToDo、カレンダーが表示され、左にもコンポーネントが表示されています。

これらはユーザや組織ごとにカスタマイズをすることができます。

ホームタブ画面のページはユーザごとに必要な情報がコンポーネントとして配置されています。

コンポーネントとは、リンクやグラフなどの情報をまとめたものです。

以下はホームページの例です。
ダッシュボード、ToDo、最近使ったレコードなどが表示されています。

これらはユーザや組織ごとにカスタマイズをすることができます。

1.組織ごとのホーム画面設定

ホームページのコンポーネントを変更するは [ 設定 ] | [ ビルド ] | [ カスタマイズ ] | [ ホーム ] | [ ホームページのコンポーネント ] を開きます。m28-6
各コンポーネントのうち、「お知らせ」「カスタムリンク」を変更することができ、さらに独自のコンポーネントを作成することもできます。

ここでは「お知らせ」と「カスタムリンク」について説明します。
まず、「お知らせ」の編集画面です。
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お知らせには組織で共有したい情報や HTML リンクを記載します。
設定内容を保存すると、お知らせのコンポーネントが表示されていることが確認できます。
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次は、「カスタムリンク」についてです。編集画面では、以下のようにブックマークのリストが表示されます。ここに、共有したいリンクを追加します。
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設定内容を保存すると、カスタムリンクのコンポーネントが表示されているのが確認できます。
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次にホームページのカスタムコンポーネントについて説明します。

ホームページのコンポーネントを変更するは、[ アプリケーションランチャー ] | [ ホーム ] | [ 歯車マーク ] | [ 編集ページ ] を開きます。左側にあるコンポーネントをホームページに追加することができます。ただし、事前にデータを用意しておかないと表示できないものもあるので、注意が必要です。

ここでは Classic版で利用していた「お知らせ」と「カスタムリンク」を Lightning Experience でも活用する方法について説明します。

まず、「お知らせ」のコンポーネント作成についてです。

左側の Lightning コンポーネントから「リッチテキスト」を右側にドラッグ & ドロップします。
場所は任意の場所で構いません。

右側に編集画面が表示されますので、組織で共有したい情報や HTML リンクを記載します。

リンクの設定は [ リンクマーク ] をクリックし、「ハイパーリンク情報」タブで URL の設定を、「ターゲット」でそのページの表示方法を設定します。

表示方法は「ポップアップ表示」や「新しいウィンドウで表示」といったように、いくつか選べますので自社の運用にあうものを選択してください。

お知らせには組織で共有したい情報や HTML リンクを記載します。

[ 保存 ] | [ 有効化 ] をクリックし、元のページに戻ると、リッチテキストが表示されているのが確認できます。

Lightning Experience では、Classic 環境にあった「カスタムリンク」機能はないため、リッチテキストを代わりに使うようにしてください。

2.カスタムコンポーネント

カスタムコンポーネントとは標準のコンポーネントに対して独自のコンポーネントを定義しておき、自由に画面に配置できるものです。

例として1つカスタムコンポーネントを作成します。
まず、ホームページのコンポーネントの画面で、[ 新規 ] をクリックします。
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次にカスタムコンポーネントの説明画面が表示されますので、確認をしてから [ 次へ ] をクリックします。
カスタムコンポーネントの説明

次に カスタムコンポーネントの種類を選択します。
ここではHTMLコンポーネントについて説明します。
新規カスタムコンポーネント

HTMLコンポーネントの内容を入力します。画面上の簡易エディタで書式を変更しながら入力してください。
入力が完了したら、[ 保存 ] をクリックします。ここでは簡単な HTML要素をいくつか入力しています。

ステップ2 新規カスタムコンポーネント

コンポーネントが保存できたら、[ 設定 ] | [ ホーム ] | [ ホームページレイアウト]   を開きます。ホームページのレイアウト一覧が表示されます。例では1件のみです。

ページレイアウトは、オブジェクトごとのページレイアウトと同じくプロファイルごとに割り当てが可能です。([ 割り当て ] ボタンで割り当ての確認・変更が可能)

例では、表示された1件のレイアウトの  [ 編集 ] をクリックします。
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次の画面で作成したカスタムコンポーネントを画面上に表示するかどうかを設定します。
ここで、先ほど作成したコンポーネントにチェックをし、 保存します。

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このあと、コンポーネントの表示順序を設定します。これにより、ホームページに表示される場所が確定されます。
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これでホームページのレイアウトにカスタムコンポーネントが追加されました。

[ ホーム ] をクリックすると、作成したコンポーネントが表示されます。

Lightning Experience でカスタムコンポーネントを作成する場合、エンジニアの知識と経験が必要になります。興味がある方は「Lightning コンポーネントの基本」をご確認いただくか、弊社でも対応可能ですので、Synergy!LEADサポートまでお問い合わせください。(別途有償となります)

3.ユーザごとのホーム画面設定

ユーザは各自でどのダッシュボードを表示するかを変更することができます。m28-1

[ ページのカスタマイズ ] をクリックすると、ホームページのカスタマイズ画面が表示されます。
ここで、ホームページに表示するダッシュボードのスナップショットを変更します。
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ダッシュボードの検索でキーワードをいれるか、右側の下矢印アイコンをクリックすると、候補となるダッシュボードが表示されます。そこから表示したいものを選択し [ 保存 ] をクリックします。
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これで、ホームページのダッシュボードの内容が変更されました。
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この設定にはもう1つのアクセス方法があります。
[ ユーザメニュー ] | [ 私の設定 ] | [ 表示とレイアウト ] | [ ページのカスタマイズ ] を開きます。
「各ページに表示される情報を変更します。」で「ホーム」を選び、「ページのカスタマイズ」をクリックすると、ダッシュボードが変更できます。
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またこの「私の設定」の「ページのカスタマイズ」画面では、追加オプションで「設定画面をデフォルトページに設定」することができます。これにより、ログイン後に表示するページをホームページではなく、設定メニューで「設定」を選んだ画面にすることができます。

Classic とは異なり、Lightning Experience ではユーザーが自身でホーム画面の設定をかえられません。ただし、プロファイルごとにホーム画面を変更することはできます。

4.演習

  • ホームページレイアウトの標準コンポーネントをカスタマイズして、お知らせとカスタムリンクを変更してください。
  • ホームページに リンクのカスタムコンポーネントを追加してください。
ヒント:
以下のオンラインヘルプを参照してください
https://help.salesforce.com/articleView?id=home_page_components_custom_create.htm&type=5
  • ホームページレイアウトの標準コンポーネントをカスタマイズして、お知らせとカスタムリンクを追加してください。
  • カスタムホームページを作成し、システム管理者とは別のプロファイルに割り当ててください。

10.拡張パッケージでより使いやすくする

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