不要なキャンペーンデータを削除するには?
Synergy!LEAD にて取得した「リード」と「取引先責任者」のトラッキング情報、メールの開封・クリック結果やフォームから登録のあったリード情報をキャンペーン履歴に保存します。
履歴が増えると Salesforce 組織のデータ容量を圧迫するため、ストレージを追加購入するか定期的に不要なキャンペーンデータを削除する必要があります。
Salesforce の「一括削除」ではキャンペーンデータの削除ができないため、レポートを作成した上で、Salesforce が提供するアプリケーションの「データローダ」で一括削除する方法をご案内します。
- 「キャンペーン」を削除するとそのキャンペーンに登録されている「キャンペーンメンバー」も同時に削除されます。「リード」や「取引先責任者」が削除されることはありません。
- 「リード」「取引先責任者」の詳細画面でキャンペーン履歴(ページアクセスやメールクリックなどのデータ)を確認できなくなります。
- 「メール配信(リード)」「メール配信(キャンペーン)」「メール配信(他オブジェクト)」から確認できる配信レポートのクリック数や開封数といった情報は引き続き更新されます。フォームから登録があったデータも、引き続き「リード」に登録されます。
キャンペーンデータ削除の手順
以下の手順をおこなうことで、キャンペーンデータを削除できます。
Salesforceでキャンペーンのレポートを作成
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックします。
- 「レポートタイプを選択」で [ キャンペーン ] | [キャンペーン] を選択、[ 作成 ] をクリックします。
- 「表示」横のプルダウンで [ すべてのキャンペーン ] を選択します。
- 画面左の「項目一覧」から以下項目をプレビューの下にドラッグ & ドロップします。
以下項目以外にも、バックアップ情報として必要な情報があれば選択します。
【選択項目】- キャンペーンID
- キャンペーン名
- キャンペーン種別
- 最終更新日
削除対象を絞り込み、バックアップと削除用ファイルを作成
ここでは最終更新日が2016/5/31以前の「メールクリック」「開封」キャンペーンを削除対象とする場合を例にご説明します。
- 「キャンペーン種別」を「条件を追加するには、追加 をクリックします。」のエリアにドラック & ドロップします。条件を以下のように設定して、[ OK ] をクリックします。
- 演算子:次の文字列と一致する
- 値:「メールクリック」「メール開封」
キャンペーン種別「ページアクセス」「フォーム登録」のキャンペーン履歴は継続して登録される可能性が考えられますので、削除対象としないことを推奨いたします。
- 続けて「最終更新日」をドラッグ & ドロップし、条件を以下のように設定、[ OK ] をクリックします。
- 演算子:<=
- 日付:2016/05/31
- [ レポートを実行 ] をクリックします。
- レポートの内容、対象件数を確認して問題なければ、[ 詳細エクスポート ] をクリック、CSV形式で保存します。
- 保存したファイルはバックアップとして保管しておきます。
- CSVファイルを開き、「キャンペーン ID」列のみを残して他の列を削除します。
A列の一番下に「キャンペーン詳細レポート」がある場合は削除して別名で保存します。
バックアップ用を上書きしないよう、注意してください。
「キャンペーン」を削除するとそのキャンペーンに登録されているキャンペーンメンバーも同時に削除されます。上記のレポートにはメンバーが含まれませんので、以下作成手順に沿ってキャンペーンメンバーのレポートを作成し、エクスポートしておくことを推奨いたします。
キャンペーンメンバーレポート作成手順
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックします。
- レポートタイプの「キャンペーン」フォルダ内で「キャンペーンメンバーが関連するキャンペーン」を選択します。
- [ 作成 ] をクリックします。
- 上記のキャンペーンレポートで設定した絞り込み条件と同一の条件を指定します。
- 確認必要項目を設定 [ レポートを実行 ] をクリックし、[ エクスポート ] をクリックします。ファイル形式や文字コードはキャンペーンレポートと同様です。
データローダで削除を実行
データローダで削除を行うと、Salesforce の「APIコール数」を消費します。消費数がSalesforce 組織の制限値を上回ると一定時間、処理することができなくなります。削除件数が多い場合は、対象ファイルを分割して削除することを推奨いたします。
データローダーのインストール方法は、「顧客情報をメンテナンスする」参照してください。
- データローダを起動し、[ Delete ] をクリックします。
- 「OAuth」か「Password Authentication」を選び、ログイン情報を入力します。Password Authentication」の場合、「Password」にはログインパスワードに続けてセキュリティトークンを入力します。
【Password Authenticationの例】
- 「Select Salesforce object:」にて [ Show all Salesforce objects ] にチェックします。
- [ キャンペーン(Campaign) ] を選択し、「Choose CSV file:」 の [ Browse… ] で先ほど用意した削除用ファイルを指定します。
- Data Selection ウインドウが開くので、表示された件数が削除対象件数と一致しているか確認し、問題なければ [ OK ] をクリックします。
- [ Create or Edit a Map ] をクリックします。
- 下図のように上段の id を下段の「キャンペーンID」横の「Name」欄にドラッグ & ドロップします。すると「キャンペーン ID」横の「Name」欄に「id」が表示されます。
- [ OK ] をクリックします。
- [ Next ] | [ Finish ] | [ はい ] | [ はい ] をクリックします。
- 「Operation Finished」ウインドウが表示されるので、「successful」が削除対象件数と一致し、「0 error」であることを確認できれば、[ OK ] をクリックします。
- Success と error の結果ファイルが自動作成されます。error がある場合は、error ファイルを開くとエラー内容が記載されていますので、それを元に削除ファイルを修正し、再度削除処理をします。
キャンペーンデータ削除の手順
以下の手順をおこなうことで、キャンペーンデータを削除できます。
Salesforceでキャンペーンのレポートを作成
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックします。「レポート」が表示されていない場合は [ さらに表示 ] をクリックして進めてください。
- 「レポートタイプを選択」で [ キャンペーン ] | [ キャンペーン ] を選択し、[ 続行 ] をクリックします。
- [ 検索条件 ] | [ 表示 ] をクリックし、「すべてのキャンペーン」を選択、[ 適用 ] をクリックします。
- [ アウトライン ] | 列右横の [ ▼ ] をクリックし、[ 列をすべて削除 ] をクリックします。左の [ 項目 ] をクリックし、下記項目をダブルクリックします。以下項目以外にも、バックアップ情報として必要な情報があれば選択します。
【選択項目】- キャンペーン ID
- キャンペーン名
- キャンペーン 種別
- 最終更新日
削除対象を絞り込み、バックアップと削除用ファイルを作成
ここでは最終更新日が2016/5/31以前の「メールクリック」「開封」キャンペーンを削除対象とする場合を例にご説明します。
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] | [ キャンペーン ] | [ キャンペーン ] を選択し、[ 続行 ] をクリックします。「レポート」タブが表示されていない場合は「さらに表示」をクリックして進めてください。
- [ 検索条件 ] | [ 表示 ] をクリックし、「すべてのキャンペーン」を選択、[ 適用 ] をクリックします。
- [ 検索条件を追加・・・ ] に「キャンペーン 種別」を入力します。以下内容を入力し、[ 適用 ] をクリックします。
- 演算子:次の文字列と一致する
- 値 :「メール」と入力し「メールクリック」「メール開封」にチェック
キャンペーン種別「ページアクセス」、「フォーム登録」のキャンペーン履歴は継続して登録される可能性が考えられますので、削除対象としないことを推奨いたします。
- 続けて [ 検索条件を追加・・・ ] に「最終更新日」を入力します。以下内容を入力し、[ 適用 ] をクリックします。
- 演算子:<=
- 日付 :2018/05/31
- [ 実行 ] | [ 保存 ] をクリックします。
- レポートの内容、対象件数を確認して問題がなければ、[ 編集 ] | [▼ ] | [ エクスポート ] | [ 詳細のみ ] をクリックし、「形式」「文字コード」を指定して保存します。
- 保存したファイルは、名前を変更するなどし、バックアップとして保管しておきます。
- CSVファイルを開き、「キャンペーン ID」列のみを残し、他の列を削除します。A列の一番下に「キャンペーン詳細レポート」がある場合は削除し、別名で保存します。
バックアップ用ファイルを上書きしないよう、注意してください。
「キャンペーン」を削除するとそのキャンペーンに登録されているキャンペーンメンバーも同時に削除されます。上記のレポートにはメンバーが含まれませんので、以下作成手順に沿ってキャンペーンメンバーのレポートを作成し、エクスポートしておくことを推奨いたします。
キャンペーンメンバーレポート作成手順
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックします。
- レポートタイプの「キャンペーン」フォルダ内で「キャンペーンメンバーが関連するキャンペーン」を選択します。
- [ 作成 ] をクリックします。
- 上記のキャンペーンレポートで設定した絞り込み条件と同一の条件を指定します。
- 確認必要項目を設定 [ レポートを実行 ] をクリックし、[ エクスポート ] をクリックします。ファイル形式や文字コードはキャンペーンレポートと同様です。
データローダで削除を実行
データローダで削除を行うと、Salesforce の「APIコール数」を消費します。消費数がSalesforce 組織の制限値を上回ると一定時間、処理することができなくなります。削除件数が多い場合は、対象ファイルを分割して削除することを推奨いたします。
データローダーのインストール方法は、「顧客情報をメンテナンスする」参照してください。
- データローダを起動し、[ Delete ] をクリックします。
- 「OAuth」か「Password Authentication」を選び、ログイン情報を入力します。Password Authentication」の場合、「Password」にはログインパスワードに続けてセキュリティトークンを入力します。
【Password Authenticationの例】
- 「Select Salesforce object:」にて [ Show all Salesforce objects ] にチェックします。
- [ キャンペーン(Campaign) ] を選択し、「Choose CSV file:」 の [ Browse… ] で先ほど用意した削除用ファイルを指定します。
- Data Selection ウインドウが開くので、表示された件数が削除対象件数と一致しているか確認し、問題なければ [ OK ] をクリックします。
- [ Create or Edit a Map ] をクリックします。
- 下図のように上段の id を下段の「キャンペーンID」横の「Name」欄にドラッグ & ドロップします。すると「キャンペーン ID」横の「Name」欄に「id」が表示されます。
- [ OK ] をクリックします。
- [ Next ] | [ Finish ] | [ はい ] | [ はい ] をクリックします。
- 「Operation Finished」ウインドウが表示されるので、「successful」が削除対象件数と一致し、「0 error」であることを確認できれば、[ OK ] をクリックします。
- Success と error の結果ファイルが自動作成されます。error がある場合は、error ファイルを開くとエラー内容が記載されていますので、それを元に削除ファイルを修正し、再度削除処理をします。