【お知らせ】Ver.2.10 バージョンアップ・リリースノート:2014年9月
2014年9月に新バージョン「2.10」にアップグレードします。 このバージョンアップによるシステム変更点をご案内します。
Webトラッキング機能の強化
ファーストパーティークッキーを用いたWebトラッキングの強化
ファーストパーティークッキーとは、トラッキングを行うWebサイトと同じドメインのクッキーです。今までは、Webサイトのドメインとは異なるドメインのクッキー(サードパーティクッキー)を使ってトラッキングをおこなっていたため、ブラウザで『サードパーティのクッキーを拒否する』と設定している場合はトラッキングができませんでした。今回の強化により、サードパーティのクッキーを拒否しているブラウザでもトラッキングができるようになります。
この「ファーストバーティクッキーによるトラッキング」を利用するには、既存のトラッキングコードを新しいものに変更する必要があります。※これまで貼り付けていたトラッキングコードも引き続き利用できますが、ファーストパーティクッキーに対応していません。
なお、新しいトラッキングコードのタグの貼り付け方法はこれまでと同じです。詳細はマニュアル「トラッキングコードの貼り付け」をご参照ください。
- Internet Explorer:
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/delete-manage-cookies - Firefox:
https://support.mozilla.org/ja/kb/disable-third-party-cookies - Chrome:
https://support.google.com/chrome/answer/95647?hl=ja - Safari:
http://support.apple.com/kb/PH5042?viewlocale=ja_JP
※ Safariは標準の設定(デフォルト)でサードパーティークッキーを拒否します。
WebトラッキングURLのホワイトリスト設定機能
Webトラッキングの対象となるURLのパターンを設定し、意図しないトラッキングによるノイズデータの混入やデータ容量(Salesforceのキャンペーンレコード)の肥大化を抑制できるようになります。詳細はマニュアル「集計対象とするURLパターンの設定」をご参照ください。
Professional Edition機能の廃止
Professional Edition機能を廃止し、関連するタブ、カスタムオブジェクト、カスタム項目が削除できるようになりました。削除方法は、マニュアル「旧Professional Edition用のタブ、オブジェクト、項目を削除する方法」をご参照ください。
配信実績オブジェクトタブの追加
アプリケーションの操作性改善の一環として、以下2件のオブジェクトのタブをSynergy!LEADの標準のタブとして追加します。
- リード配信実績
- 取引先責任者配信実績
現在ご利用の環境(Salesforce.com組織)にて、上記2件のオブジェクトのタブをすでに作成済みの場合、自動バージョンアップが正常に実施されません。お手数をおかけしまして恐れ入りますが、タブを事前に削除していただけますようお願いします。
- タブを削除しても、このたびのバージョンアップにより作成されます。
- タブを削除してもデータ(オブジェクト)は消えません。
タブの削除方法については、お知らせ「2014年9月17日(水)~18日(木)のバージョンアップに関するご連絡」をご参照ください。
不具合の修正
フォーム作成機能/オリジナルHTMLアップロード時の画面フリーズ修正
フォームのオリジナルHTMLアップロード時のエラーメッセージ表示時に、特定の条件を満たすと画面表示が動かなくなる不具合を修正しました。
Webトラッキング機能/トラッキング漏れが発生する不具合修正
トラッキング対象ページのタイトルにシングルクオーテーションが含まれていた場合、トラッキング処理が機能しない不具合を修正しました。
「メール開封」種別の不要なキャンペーン作成の抑制
これまでは、「開封確認」機能を使用していない場合でも、メール配信のたびに「メール開封」種別のキャンペーンが自動作成されていました。バージョンアップ後は、「開封確認」機能を使用したときのみ(開封確認のチェックボックスにチェックを付けたときのみ)、当キャンペーンを自動作成するようになります。