集計対象とするURLパターンの設定
集計対象とするURLパターンを設定することで、マーケティング・営業活動において不要なWebトラッキング情報(例:ローカルのPCからのアクセス「file:///...」)の混入を防止することができます。基本的な使い方として、トラッキングコードを貼り付けるサイトのドメイン名を設定します。たとえば「synergy-marketing.co.jp」[を含む]と設定すると、http://www.synergy-marketing.co.jp/やhttps://blog.synergy-marketing.co.jp/のページが集計対象となります。
設定方法
設定画面の表示
[ トラッキングコード ] タブで、[ 集計対象とするURLパターンの設定 ] をクリックします。
設定画面の詳細
- 判定文字列
URLパターンの条件となる文字列を入力します。大文字小文字を区別して判定します。
※正規表現は使えません。 - 判定ルール
「判定文字列」に入力した条件を、どのように判定するかを設定します。「を含む」、「で始まる」、「で終わる」のいずれかを指定します。 - 「クリア」ボタン
該当する行の「判定文字列」と「判定ルール」を未設定状態にします。「判定文字列」は「空」となり、「判定ルール」は「を含む」に設定されます。 - 「登録」ボタン
入力されたURLパターンを登録します。「判定文字列」が「空」の行についてはURLパターンが削除されたとみなして除外されます。登録後ただちにURLパターンに設定した条件が反映されます。
URLパターンの設定
URLパターンは最大10個まで設定できます。URLパターンの判定優先度は、設定された先頭の条件から順に評価され、いずれかのパターンと一致した段階で許可されたものと判断します。
以下に、URLパターンの具体的な設定例をご紹介します。
- 「http://www.synergy-marketing.co.jp/」というサイトだけをトラッキング対象にする
- 「http://www.synergy-marketing.co.jp/」と「https://blog.synergy-marketing.co.jp/」というサイトをトラッキング対象にする上記の設定は「synergy-marketing.co.jp」「を含む」と設定しても同じ結果となります。
- 上記2点に加えて、問い合わせフォーム「https://form.synergy-marketing.co.jp/webapp/form/18784_mubb_8/index.do」をトラッキング対象にする設定やパラメータの内容でアクセスするURLが動的に変化することがあります。
例えば、Synergy!LEADのフォーム機能では完了画面のURLは確認画面のON/OFF設定によって変わります。- 確認画面なし:https://..省略../setParameters.do
- 確認画面あり:https://..省略../executeRegister.do
トラッキングの対象とするURLについては、一度アクセスをしてURLをご確認のうえ設定してください。
留意点
- この「集計対象とするURLパターンの設定」機能は2014年9月にリリースしたバージョン「2.10」の新機能です。
- 2014年7月リリースの「2.8」より古いバージョンで発行した旧トラッキングコードを利用している場合、この機能は稼働しません。稼働させるには、「2.10」以降のバージョンで発行したトラッキングコードに貼り替える必要があります。
- 集計対象とするURLパターンがひとつも設定されていない場合、トラッキングコードが貼り付けられたページにアクセスがあれば、すべてのアクセスがトラッキング情報として記録されます。たとえば、Webサイト翻訳(Google翻訳やYahoo!翻訳など)の利用やWebページの情報収集を行うクローラによるアクセスなど、間接的に表示された場合でも記録されます。
- 集計対象とするURLパターンがひとつでも設定されていると、パターンに一致しないURLからのトラッキング情報は一切記録されません。集計するURLのパターンはもれなく設定してください。※サイトの統廃合・リニューアル時は特にご注意ください。