行動履歴の組み合わせでリードを抽出するには？

レポート機能を用いて、特定のページにアクセスし、かつ特定のメールを開封しているリードを抽出したい場合には、レポートの「クロス条件」機能を利用することで実現できます。

本記事ではクロス条件機能を用いて、特定条件の複数キャンペーンに紐づくリードを抽出する方法について紹介します。

事前確認

データ抽出を行うため、事前にキャンペーン画面上部のURLからキャンペーンIDを控えておきます。今回は「ページアクセス」「フォーム登録」「メール開封」のキャンペーンを掛け合わせますので、3つのキャンペーンIDを確認してください。

例：https://ap5.salesforce.com/7017F000000UNnfQAG の場合、「7017F000000UNnfQAG」が ID となります

レポートを作成手順

[ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックしてレポート作成画面に移動します。
「レポートタイプを選択」にて[ リード ] | [ リード ] | [ 作成 ] をクリックします。
条件ラベル横の [ 追加 ] より [ クロス条件 ] を選択します。
「リード」に関連するオブジェクトの情報を以下のように入力します。
- 「リード」「関連する」「キャンペーン履歴」
続けて [ キャンペーン履歴の検索条件を追加 ] をクリックし、「キャンペーンID」「次の文字列と一致する」「上記で控えたキャンペーンID」を入力して [ OK ] をクリックします。

これでID「70110000000Gcbz」に紐づくリードを抽出するレポートとなりました。
クロス条件を増やして、関連するキャンペーンの情報を追加することで、他のキャンペーンに関連したデータを抽出することができます。
たとえば、下記のレポートのように設定を行えば、「ページアクセス（7017F000000UNnfQAG）」かつ「フォーム登録（7017F000000dN8yQAE）」かつ「メール開封（7017F000000dN8tQAE）」したリードを抽出できます。

本記事では、特定のキャンペーン3つすべてに関連するリードを抽出する条件を指定しましたが、キャンペーンの絞込みも柔軟に設定することができるため、条件を変えれば

Aというキャンペーンに紐づいているかつ
BかCのいずれかのキャンペーンと紐づいているリード

といった抽出も可能となります。

クロス条件機能には追加できる条件の数などに制限があるためSalesforceのサポートページをご確認ください。

事前確認

今回は「ページアクセス」「フォーム登録」「メール開封」のキャンペーンを掛け合わせますので、3つのキャンペーンIDを確認してください。

URLの「/Campaign/」と「/view」の間の文字がIDを表します。

例：https://ap5.lightning.force.com/lightning/r/Campaign/7017F000000UNnfQAG/view の場合、「7017F000000UNnfQAG」が ID となります

レポートの作成手順

[ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックしてレポート作成画面に移動します。
下記画面では [ リード ] のレポートタイプを選択して [ 続行 ] をクリックします。
[ 検索条件 ] | [ 表示 ] をクリックし [ すべてのリード ] を選択、[ 適用 ] をクリックします。同様に [ 作成日 ] をクリックし、範囲で「常時」を選択して、[ 適用 ] をクリックします。
続いて条件横の [ ▼ ] をクリックして [ クロス条件を追加 ] を選択します。
リードに関連するオブジェクトの情報を入力します。下記を選択して [ 適用 ] をクリックします。
- 表示：「リード」「[関連する」
- セカンダリオブジェクト：「キャンペーン履歴」を入力
続けて [ キャンペーン履歴の検索 ] をクリックします。「キャンペーンID」を選択し [ 次の文字列と一致する ] から上記で控えたキャンペーンID（例：7017F000000UNnfQAG）を入力して [ 適用 ] をクリックします。

これでID「7017F000000UNnfQAG」に紐づくリードを抽出するレポートとなりました。
クロス条件を増やして、関連するキャンペーンの情報を追加することで、他のキャンペーンに関連したデータを抽出することができます。
たとえば、下記のレポートのように設定を行えば、「ページアクセス（7017F000000UNnfQAG）」かつ「フォーム登録（7017F000000dN8yQAE）」かつ「メール開封（7017F000000dN8tQAE）」したリードを抽出できます。