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パートナー向けコミュニティサイトを構築する

コミュニティ機能を使ってパートナー向けコミュニティサイトを構築する

0.はじめに

Salesforce コミュニティ機能について説明します。

この機能は社外の人たち、たとえば顧客やパートナーに自社の Salesforce のID・PWを共有することで、Salesforce上で情報を共有することができます。

コミュニティの使用例(オンラインヘルプから)

  • 従業員と流通業者、再販業者、納入業者を接続し、販売を促進する
  • 顧客から回答を得られる一元的な場所を用意することにより、世界クラスのサービスを提供する
  • ソーシャルな聴取、内容、取り組み、およびワークフローのすべてを一元管理する

1.コミュニティの有効化

コミュニティを有効にすると新しいユーザインターフェースのテーマが有効になり、Salesforce のデザインが更新されます。(グローバルヘッダー)
# 一度 コミュニティ を有効化すると、無効にできません。
▼ グローバルヘッダー46-3

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[ 設定 ] | [ カスタマイズ ] | [ コミュニティ] | [ コミュニティ設定 ] をクリックし、[ コミュニティを有効化 ] にチェックをつけます。

コミュニティに使用するドメイン名を入力して [ 使用可能か調べる ] をクリックします。ドメイン名が使用中でないことを確認してください。
この URL はコミュニティの URL になりますが、末尾にさらにコミュニティごとに URL をつけることができます。(たとえば partner など)

最後に [ 保存 ] をクリックします。

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これでコミュニティを作成することができるようになります。

権限について

コミュニティを設定、管理するうえで次の権限をユーザに付与します。

コミュニティの作成およびカスタマイズには、「コミュニティを作成および設定」権限が必要です。この権限により、ユーザはコミュニティに関連付けられた Site.com サイトを管理できます。プロファイルによっては既に付与されている場合があります。

「グローバルヘッダーを参照」権限を付与します。
ユーザーはグローバルヘッダーを使用すると、自社組織とメンバーとなっているコミュニティとの画面を簡単に切り替えることができます。

# 一度 コミュニティ を有効化すると、無効にできません。

Lightning Experienceの場合、アプリケーションランチャーにコミュニティが表示されます。コミュニティを自社組織の切り替えはアプリケーションランチャーから行ってください。

[ 歯車マーク ] | [ 設定 ] | [ 機能設定 ] | [ コミュニティ ] | [ コミュニティ設定 ] をクリックし、
[ コミュニティを有効化 ] にチェックをつけます。
コミュニティに使用するドメイン名を入力し [ 参加可能か調べる ] をクリックします。ドメイン名が使用中でないことを確認してください。

この URL はコミュニティの URL になりますが、末尾にさらにコミュニティごとに URL をつけることができます。(たとえば partner など)

最後に [ 保存 ] をクリックします。

これでコミュニティを作成することができるようになります。

権限について

コミュニティを設定、管理するうえで次の権限をユーザに付与します。

コミュニティの作成およびカスタマイズには、「コミュニティを作成および設定」権限が必要です。この権限により、ユーザはコミュニティに関連付けられた Site.com サイトを管理できます。プロファイルによっては既に付与されている場合があります。

2.コミュニティの作成・カスタマイズ

コミュニティの作成

[ 設定 ] | [ カスタマイズ ] | [ コミュニティ ] | [ すべてのコミュニティ ] | [ 新規コミュニティ ] をクリックします。

お気に入りの環境を選択する画面が表示されます。
テンプレートも用意されているので、ニーズにあわせて選択してください。ここでは、「Build Your Own」を選択し、[ 使用を開始する ] をクリックします。

コミュニティ名、説明と URL の最後の一部分を入力します。URL は「partner」などの用途が分かりやすいものにするとよいでしょう。
[ 作成 ] をクリックすると コミュニティの作成が完了します。

コミュニティのカスタマイズ

コミュニティの作成完了後に表示される画面左上の [ 家マーク ] または、私のワークスペースからコミュニティのカスタマイズができます。
それぞれのカスタマイズのメニューをみていきます。
▼コミュニティのカスタマイズについては Salesforce ヘルプを参照してください。
http://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=networks_customize.htm&language=ja

メンバー
コミュニティを使用するユーザのプロファイルを指定します。社内のユーザ、社外のユーザ(ポータル)それぞれで検索し、プロファイルを選択します。
このとき、社外のユーザのプロファイルとして Partner Community User および Partner Community Login User を選択します。

タブ
コミュニティに表示するタブメニューを選択します。

ブランド
画面のデザインです。ヘッダ、フッダ、配色を指定します。

ログイン & 登録
ログインページのデザイン、セルフ登録を可能にするかを指定します

メール
各種の通知メールの設定です。
コミュニティにログインするユーザが作成された時にパスワードの設定メールを送信するため、[ お知らせメールを送信 ] にチェックをいれておきます。

その他
その他の設定は Salesforce ヘルプを参照ください。
https://help.salesforce.com/htviewhelpdoc?err=1&id=networks_customize_miscellaneous.htm&siteLang=ja

このままではまだコミュニティは社外に向けては公開されていません。公開する前にコミュニティにログインする社外のユーザを作成します。

コミュニティの作成

[ 歯車マーク] | [ 設定 ] | [ 機能設定 ] | [ コミュニティ ] | [ すべてのコミュニティ ] をクリックしてから、 [ 新規コミュニティ ] をクリックします。

お気に入りの環境を選択する画面が表示されます。
テンプレートも用意されているので、ニーズにあわせて選択してください。ここでは、「Build Your Own」を選択し、 [ 使用を開始する ] をクリックします。

コミュニティ名、説明とURLの最後の一部分を入力します。URL は「partner」など、用途が分かりやすいものにするとよいでしょう。
ここでは パートナー向けのコミュニティサイトを作成しています。
[ 作成 ] をクリックすると コミュニティの作成が完了します。

 コミュニティのカスタマイズ

コミュニティの作成完了後に表示される画面左上の [ 家マーク ] または、私のワークスペースからコミュニティのカスタマイズができます。
それぞれのカスタマイズのメニューをみていきます。

▼コミュニティのカスタマイズについては Salesforce ヘルプを参照してください。
http://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=networks_customize.htm&language

メンバー
コミュニティを使用可能なユーザのプロファイルを指定します。社内のユーザ、社外のユーザ(ポータル)それぞれで検索し、プロファイルを選択します。
このとき、社外のユーザのプロファイルとして Partner Community User および Partner Community Login User を選択しておきます。

タブ
コミュニティに表示するタブメニューを選択します。

ブランド
画面のデザインです。ヘッダ、フッダ、配色を指定します。

ログイン & 登録
ログインページのデザイン、セルフ登録を可能にするかを指定します。

メール
各種の通知メールの設定です。
コミュニティにログインするユーザが作成された時にパスワードの設定メールを送信するため、[ お知らせメールを送信 ] にチェックをいれておきます。

その他
その他の設定は Salesforce ヘルプを参照ください
https://help.salesforce.com/htviewhelpdoc?err=1&id=networks_customize_miscellaneous.htm&siteLang=ja

このままではまだコミュニティは社外に向けては公開されていません。公開する前にコミュニティにログインする社外のユーザを作成します。

3.コミュニティにログインする社外のユーザを作成する

コミュニティにログインできる社外のユーザを作成します。

今回はパートナー向けのコミュニティを作成します。
そのため、対象のパートナー企業を取引先オブジェクトレコードとして登録します。

次に、その取引先の詳細画面から[ 外部取引先の管理 ] をクリックして、[ パートナーとして有効化 ] をクリックします。

つぎに取引先に関連付けされる取引先責任者を登録します。
取引先責任者の詳細画面で [ 外部ユーザの管理 ] を押して、[ パートナユーザを有効化 ] をクリックします。
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次の画面で、取引先責任者の情報をパートナーユーザとして登録します。
プロファイルでは Partner Community User または Partner Community Login User を指定します。
# このプロファイルはコミュニティのカスタマイズの例として登録されているものです。

[ パスワードをリセットしてユーザに通知する ] のチェックをはずしてユーザにパスワードを送信しないようにします。
コミュニティを公開するタイミングでコミュニティ[お知らせメールを送信]  オプションが選択されており、ログイン情報を含むお知らせメールがユーザに送信されますので、ユーザ画面での通知設定はオフにしておきます。その他必要なユーザ情報を入力して [ 保存 ] をクリックします。

ユーザが保存されたら最後にコミュニティを公開します。

今回はパートナー向けのコミュニティを作成します。
そのため、対象のパートナー企業を取引先オブジェクトレコードとして登録します。

次に、その取引先の詳細画面から[ パートナーとして有効化 ] をクリックします。
その取引先に関連付けされる取引先責任者を登録します。
取引先責任者の詳細画面で[ パートナユーザを有効化 ] をクリックします。
次の画面で、取引先責任者の情報をパートナーユーザとして登録します。
プロファイルでは Partner Community User または Partner Community Login User を指定します。
# このプロファイルはコミュニティのカスタマイズの例として登録されているものです。

[ パスワードをリセットしてユーザに通知する ] のチェックをはずしてユーザにパスワードを送信しないようにします。

コミュニティを公開するタイミングでコミュニティ[お知らせメールを送信]  オプションが選択されており、ログイン情報を含むお知らせメールがユーザに送信されますので、ユーザ画面での通知設定はオフにしておきます。その他必要なユーザ情報を入力して [ 保存 ] をクリックします。

ユーザが保存されたら最後にコミュニティを公開します

4.コミュニティの公開

[ 管理 ] | [ 設定 ] で [ コミュニティを有効化 ] をクリックします。
外部ユーザのアドレスに、お知らせメールが送信されます。
メールに書かれた URL をクリックすると、パスワードの設定画面が表示されます。

パスワードを設定してコミュニティにログインすることができました。
パートナー向けのコミュニティサイトを作成することができました。

5.演習

今回、パートナーサイトを作成しましたが、同じように、顧客向けのカスタマーコミュニティサイトを構築してみましょう。

ヒント:
カスタマーユーザを作成する手順は以下のオンラインマニュアルを参照ください。

コミュニティユーザの作成
http://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=networks_create_external_users.htm&language=ja

10.拡張パッケージでより使いやすくする

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