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個人取引先でフォームを利用する

個人取引先とは、取引先を一人の個人として扱うことができるようにする機能です。個人取引先の機能を有効にすることで、取引先オブジェクトを取引先責任者オブジェクトと同等に扱うことができます。主に、取引先オブジェクトと取引先責任者オブジェクトをメインで運用しているお客様で、BtoC向けの顧客管理や個人事業主を管理する場合に利用するケースがあります。

個人取引先に関する詳細は こちら をご覧ください。

個人取引先が有効になっている取引先をフォームで利用する場合の注意点

個人取引先が有効になっている場合は、以下の注意事項がございますのでフォームを作成していただく上でご留意の上、運用をお願いできればと存じます。
なお以降、通常の「取引先」の表現は「法人取引先」と、させていただきます。

法人取引先と個人取引先両方のデータを取り扱うフォームは作成できません

1つのフォームで、法人取引先、及び、個人取引先のどちらもデータ入力いただけるようなフォームは作成いただくことができません。必ず「法人取引先用のフォーム」、または、「個人取引先用のフォーム」をご用意いただけますようお願いいたします。これはすべてのフォームの種類に対して適用されます。

法人取引先用か個人取引先用かを判断する条件は以下のとおりです。

■法人取引先用のフォームと判断する条件

フォームの入力項目に「取引先名」が含まれている場合

■個人取引先用のフォームと判断する条件

フォームの入力項目に「姓」が含まれている場合

法人取引先と個人取引先で利用可能な項目

連携項目設定において Synergy!LEAD と連携の上、フォームにご利用ください。

法人取引先用フォームとして利用できる項目

項目名 API参照名
Fax Fax
会社形態 Ownership
開始年 YearStarted
業種 Industry
取引形態 Tradestyle
取引先ソース AccountSource
取引先 所有者 Owner
取引先 部門 Site
取引先名 Name
種別 Type
国(請求先) BillingCountry
郵便番号(請求先) BillingPostalCode
都道府県(請求先) BillingState
市区郡(請求先) BillingCity
町名・番地(請求先) BillingStreet
国(納入先) ShippingCountry
郵便番号(納入先) ShippingPostalCode
都道府県(納入先) ShippingState
市区郡(納入先) ShippingCity
町名・番地(納入先) ShippingStreet
従業員数 NumberOfEmployees
電話 Phone
評価 Rating
取引先カスタムオブジェクト API参照名__c

個人取引先用フォームとして利用できる項目

法人取引先として利用できる項目と、さらに以下の項目(取引先責任者に存在する項目)が設定可能です。
※ ただし法人取引先で利用する「取引先名」を同時に設定することはできません。

項目名 API参照名
その他の電話 PersonOtherPhone
メール PersonEmail
リードソース PersonLeadSource
携帯 PersonMobilePhone
自宅電話 PersonHomePhone
FirstName
LastName
国(その他) PersonOtherCountry
郵便番号(その他) PersonOtherPostalCode
都道府県(その他) PersonOtherState
市区郡(その他) PersonOtherCity
町名・番地(その他) PersonOtherStreet
国(郵送先) PersonMailingCountry
郵便番号(郵送先) PersonMailingPostalCode
都道府県(郵送先) PersonMailingState
市区郡(郵送先) PersonMailingCity
町名・番地(郵送先) PersonMailingStreet
誕生日 PersonBirthdate
部署 PersonDepartment
役職 PersonTitle
各種取引先責任者カスタム項目 API参照名__pc

更新登録フォーム / 変更解除フォームでの挙動について

上記の通り、法人取引先と個人取引先両方を扱うフォームは作成いただくことができませんが、運用上誤ってフォームをご案内しデータが更新された場合にはデータ登録自体は可能ですが、その後のSynergy!LEADからSalesforceへ同期を行う場合にエラーとなる場合があります。
前提条件として、法人取引先、及び、個人取引先で共通となる項目を 更新キー に設定済みとします。

法人取引先の方が、個人取引先のフォームにて更新した場合

法人取引先の方が、個人取引先用のフォームから更新を行った場合は、個人取引先項目にデータを更新することができず、以下のような「Synergy! -> Salesforce更新失敗」が発生いたします。

このエラーが発生した場合で、どうしても該当データを法人取引先へ反映したい場合は以下の対処を行ってください。なお、基本的には改めて正しいフォームをご案内しデータの入力を実施いただくことをおすすめいたします。

  1. [ セットアップ ] | [ 同期エラーを確認 ] をクリック
  2. 該当エラーの [ 編集 ] をクリック
  3. [ データの編集 ] をクリック
  4. 「姓」と「名」のデータを削除(空にする)して [ データを保存 ] をクリック

上記手順により、個人取引先として判断されてしまう「姓」の情報を削除し法人取引先として更新させることが可能です。

個人取引先の方が、法人取引先のフォームにて更新した場合

個人取引先の方が、法人取引先用のフォームから更新した場合は特にエラーとはならずデータが反映されます。

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