更新登録フォームとは?
「更新登録フォーム」は、連携されているオブジェクトに対して「更新キー」を設定いただき、フォームからデータ登録された場合に「更新キー」と一致するデータが既に存在する場合は該当のデータを「更新」するフォームです。新規登録フォームだけでは、常にデータが作成されてしまうためデータの重複が発生しメンテナンスが必要になりますが、「更新登録フォーム」によりデータの重複を最小限に抑えることができます。
また、更新キーと一致するデータが存在しない場合は、新たにデータが作成されます。
<新規登録フォームの場合> | <更新登録フォームの場合> |
更新登録フォームを利用するメリット
- 「新規登録フォーム」では、すでに登録済みの方から登録いただいた場合でも、必ず新しいデータが作成されていましたが、「更新登録フォーム」では重複データが作成されないようにすることができます。
- 従来お客様にデータを更新いただきたい場合は、「変更解除フォーム」でログイン後に情報を修正いただく必要がありました。「更新登録フォーム」の場合は、「更新キー」が一致していればログインは不要ですので、より簡単にご活用いただけますし、新たに登録される方に対しても一つのフォームで対応することが可能です。
更新登録フォームの使い方
これまでのフォームの設定方法は全く変わらず、更新キーの設定(※)を行っていただければ、すぐに利用を開始することができます。また、Salesforceのフローを活用することで、より効果的なデータ管理が可能となります。
※更新キーの設定を行うには、キーとする項目のデータが重複しないように事前に整理する必要があります。
<フローとの連携>
例えば資料ダウンロードの結果を履歴情報として記録しておくこともできます
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更新登録フォームの注意点
- 更新登録フォームは、「更新キー」と一致するデータが存在すると、必ずそのデータに「上書き」を行います。過去入力されていたデータが消えてしまいます。上書きされてもよいように、必ずフローなどで別なオブジェクトへデータを退避するようにしてください。
- 更新登録フォームの中に、複数の更新キーを指定できるようにしている場合は、最初に入力される更新キーの情報を優先して判断します。2つ目以降の情報は更新が可能な状況にある場合は更新されてしまいますので、1フォームには1更新キーを指定することをおすすめいたします。
- 同じ更新登録フォームから何度も登録された場合でも、該当の「フォーム登録」キャンペーンのメンバーに紐づくデータは1つです。最後に登録された日は、キャンペーンメンバーの「最終更新日」で判断することができます。
- Salesforce上からは、同じメールアドレスを持つデータを作成することができてしまいます。運用上重複データができてしまう場合は、適宜マージを行うようにしてください。