SalesforceID をレポートで抽出する方法
SalesforceID は、Salesforce の全てのレコードに割り当てられる一意の ID です。
この ID を使うことで、特定レコードの検索やデータローダでの一括削除を行えます。
SalesforceID は15桁または18桁での英数字を組み合わせたものとなります。
このIDはURLやレポートで確認することができます。
例:00Q2800000aF4xT
URLでの確認
URLの末尾がIDを表します。
例:https://ap2.salesforce.com/00Q2800000aF4xT
SalesforceID が分かっている場合は、インスタンス(例:ap2.salesforce.com/)の後ろにID を入力することで、特定のレコードにすばやくアクセスできます。
レポートでの確認
「SalesforceID」の名称はオブジェクトやデータによって異なりますのでご注意ください。例えば「リード」の場合は、「リードID = SalesforceID」となります。
なお ID の頭3桁はオブジェクト固有なので、レコードがどのオブジェクトのものかを特定できます。IDの頭3桁の参照方法は Salesforceヘルプページ をご参考ください。
例:00Q=リード、003=取引先責任者
SalesforceID を抽出するレポート作成手順
「リードID」を抽出する場合を例に挙げてご案内します。
「リード」の部分を任意のオブジェクト名に置き換えることで、他のオブジェクトのIDも抽出できます。
- [ レポート ] | [ 新規レポート ] をクリックします。
- 「レポートタイプを選択」から [ リード ] | [ リード ] | [ 作成 ] をクリックします。
- レポートに表示したいデータの抽出条件を任意で設定します。ここではすべてのレコードを抽出する例とします。
【設定内容】- 表示:すべてのリード
- 日付項目:作成日
- 範囲:常時
- [ クイック検索 ] で「ID」と入力し、「リードID」をプレビュー下の項目欄の一番左にドラック & ドロップ、表示項目として追加します。SalesforceID は、レポート上では「リードID」のようにデータ名として表示されます。
【追加前の画面】
【追加後の画面】
- 抽出条件に間違いがないかを確認するのに必要な項目名や確認したい項目名を入力し、4と同じ手順で追加します。
- 表示する必要がない項目を以下いずれかの方法で削除します。
- 項目をメニュー一覧エリアにドラック & ドロップする。
- 項目名にカーソルを合わせ [ ▼ ] から「列の削除」をクリックします
- 項目をメニュー一覧エリアにドラック & ドロップする。
- [ レポートを実行 ] をクリックします。
- レポート一覧で「抽出内容に問題がない」ことや「対象件数があっていること」などを確認します。
- 条件を変更する場合は [ カスタマイズ ] をクリックします。
- [ 別名で保存 ] をクリックし、レポートを保存します。保存は任意ですがバックアップとして保存されることを推奨いたします。
- データに問題がなければ [ 詳細のエクスポート ] をクリックし、エクスポートファイル形式を「カンマ区切り形式(.csv)」で保存します。
データローダでデータを一括削除する方法は 顧客情報をメンテナンスする をご参考ください。
URLでの確認
URLの「/Lead/」と「/view」の間の文字がIDを表します。
例:https://ap5.lightning.force.com/lightning/r/Lead/00Q7F00000A0sJ4UAJ/view
SalesforceID が分かっている場合は、インスタンス(例:5.lightning.force.com)の後ろにID を入力することで、特定のレコードにすばやくアクセスできます。
レポートでの確認
「SalesforceID」の名称はオブジェクトやデータによって異なりますのでご注意ください。例えば「リード」の場合は、「リードID = SalesforceID」となります。
なお ID の頭3桁はオブジェクト固有なので、レコードがどのオブジェクトのものかを特定できます。IDの頭3桁の参照方法は Salesforceヘルプページ をご参考ください。
例:00Q=リード、003=取引先責任者
SalesforceID を抽出するレポート作成手順
「リードID」を抽出する場合を例に挙げてご案内します。
「リード」の部分を任意のオブジェクト名に置き換えることで、他のオブジェクトのIDも抽出できます。
- [ レポート ] | [ 新規レポート... ] をクリックします。
- 「レポートタイプを選択」から [ リード ] | [ リード ] | [ 続行 ] をクリックします。
- レポートに表示したいデータの抽出条件を任意で設定します。ここではすべてのレコードを抽出する例とします。
【設定内容】- 表示:すべてのリード
- 日付項目:作成日
- 範囲:常時
- [ 項目 ] | [ すべての項目を検索… ] に「ID」と入力し、[ リードID ] をダブルクリックします。SalesforceID は、レポート上では「リードID」のようにデータ名として表示されます。
- 抽出条件に間違いがないかを確認するのに必要な項目名や確認したい項目名を入力し、4と同じ手順で追加します。
- 表示する必要がない項目を以下いずれかの方法で削除します。
- [ アウトライン ] をクリックし、「列」の下にある項目名右横にある [ × ] をクリックします。
- 右側に表示されているプレビュー画面の項目名にカーソルを合わせ [ ▼ ] から [ 列の削除 ] をクリックします。
- [ アウトライン ] をクリックし、「列」の下にある項目名右横にある [ × ] をクリックします。
- [ 実行 ] をクリックし、「抽出内容に問題がない」ことや「対象件数があっている」などを確認します。
- [ 保存 ] をクリックします。条件を変更する場合は [ 編集 ] をクリックしてください。保存は任意ですがバックアップとして保存されることを推奨いたします。
- データに問題がなければ、「編集」横の [ ▼ ] をクリックします。[ エクスポート ] | [ 詳細のみ ] をクリックします。「形式」「文字コードを」選択して [ エクスポート ] をクリックします。
【補足】
形式では「カンマ区切り形式(.csv)」で保存します。
データローダでデータを一括削除する方法は 顧客情報をメンテナンスする をご参考ください。